みなさんは買った野菜や魚を毎回使いきれていますか?
もし使いきれなくて余ってしまったら、それをどのように保存または消費しているでしょうか。
1週間分買って毎日自炊して使い切るようにしている、という人もいれば、毎日作っているわけではないから余った分は冷凍保存している、という人もいると思います。
我が家はどちらかというと後者で、大容量パックで買った生鮮食品や実家から届いた野菜など、すぐに使いきれない分は冷凍保存しておくことが多いです。
先日から「ストック消費」を始めたのですが、この冷凍保存した食品について思うことがあるので、今日はそれを記事にしたいと思います。
保存がきくからとためがち
例えば私は毎日腸活のために酢キャベツサラダに大根おろしをのせて食べるので、週1回大根を丸ごと1本買います。大根に限らず野菜は切鮮度とコスパを考えてってあるものより丸ごとの方を選んでいます。ただ、丸ごと買っても一気に全部は使わないので、残りは切って冷凍保存するのですが、これが消費のスピードのほうが遅く気づくと結構たまっています。大根のほかに白菜やネギも冷凍庫の常連です。
自分で買う野菜のほかに、たまに実家から大量の野菜が届くこともあります。それらもすぐに食べきれない分は茹でてから冷凍保存、リンゴや柚子なども大量にもらったら傷む前にジャムなどにして冷凍保存。
それからお肉やお魚。肉は鶏、豚、牛と全部そろっていた方がリクエストにすぐ対応できる、しかも鶏は胸肉もモモ肉もあった方がいい、豚肉はスライスしたののほかにひき肉も・・・ということで、数種類たまりがち。さらに私は肉より魚派なので、サバや鮭などを中心に数種類冷凍保存しています。
旬の食材を逃してしまう
しかしこれ、全部消費するのになかなか時間がかかります。
冬の間に溜め込んだこれらの食材、ストック消費を始めたにもかかわらず、使い切る前に春になってしまいました!
今スーパーに行けば、菜の花やいちごなど、春を感じる食材がいろいろと並んでいます。
でも、我が家には冬の食材がまだまだある・・・。
旬の食材も食べたいけど、でも冬の食材も消費しなくちゃ・・・ああ!>_<
旬の食材ほど、安くて栄養価に優れた「今食べるべき食材」はありません。しかもある程度冷凍していた食材はやはり味も鮮度も落ちてしまっています。どう考えても旬の食材の勝ち!
日本は季節があっという間に巡る国。そこにイベントも加わると、1か月程度で旬の食材がすぐに入れ替わっていきます。欲張って溜め込んでいる場合ではないのです!
結論:食べる分だけ買う、余計に入れない
もうこれに尽きると思います。
よほどの田舎でない限り、スーパーは割とすぐ近くにあり、そこに行けばなんでもそろいます。なくなってから、必要になってから買っても遅くないのです。魚も肉も数種類もそろえておく必要はないわけで。肉にいたっては旬さえありません。リクエストにすぐ対応できないからなんだというのでしょう。あるもので作れる料理を作ればいいし、今ある食材を食べきってから次を買えばいいのです。
実家からの野菜もいっそ断るか、量を減らしてもらおうかと思います。
まとめ
モノも食べ物も同じですね。
「あとで使えるから」「捨てるのもったいないから」という心がけは大事ですが、それでためすぎて多すぎてプレッシャーやストレスになる、結局使わずに捨てる羽目になってしまった、では元も子もありません。
「今」「要・適・快」なものだけ持つ。
食べ物はミニマルにしておけば食べ過ぎも防げます。
(常温で長期保存が可能な穀物、豆、乾物類、味噌や醤油などの発酵調味料は緊急用の食品ストックになるので例外的に多めにあってもいいと思います)
特に私は不食を目指し始めたので、我が家の食べ物はそれこそ夫が食べる分さえあれば十分になるはず。そうすればストックも少なくて済むし、旬のおいしくて栄養価の高い食材を食べるチャンスを逃すこともなくなるでしょう。その方が心も体もよろこび、幸福度もぐっと高くなること間違いなしです。
今回ストック食材消費をして、実感した学びでした。
みなさんは、いかがでしょうか。
この記事がお役に立てたら嬉しいです。
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