フードロス、生ごみ削減に取り組んでいて、自分でできることとしてキエーロの使用や、食材はできるだけ「食べきる」「使い切る」ことを心がけています。
これまで「食べきりレシピ」をいくつか紹介してきました。
もはや、ミカンの皮、茶殻、野菜くずは我が家の「食べきり食材」の定番で、たまに出汁をとった際の昆布が加わり、いつも捨てずに保存しています。
味付けは梅酢やピクルスのつけ汁を使って、調味料も食べきるようにしています。
食材を食べきるために私がよく作っているのはふりかけ。
今日はふりかけの材料がたまってきて一気に2種類のふりかけを作りましたので、ご紹介したいと思います。
茶がらふりかけ
【材料】
- 茶殻(お茶を飲んだ後に出たもの)
- 昆布の出汁がら(細かく刻んだもの)
- ショウガ(するか、みじん切りしたもの)
- ピクルス液
- 調味料(醤油、味醂、酒、砂糖)
作り方は材料を全部鍋に入れ、味を見ながら醤油、味醂、酒、砂糖などで好みの味に調整して汁気がなくなるまで煮詰めれば出来上がり!茶がらが活きるようにショウガで刺激と爽やかさをプラスしました。
出汁がらふりかけ
【材料】
- 出汁がら(めんつゆを作ったときの鰹節と昆布。昆布は細かく切っておく)
- 野菜くずのみじん切り
- みかんの皮(乾燥・粉砕したもの)
- 赤唐辛子
- ピクルス液
- 調味料(醤油、味醂、酒、砂糖、シークワーサー果汁)
作り方は同様に材料を全部鍋に入れ、味を見ながら好みの味に調整して汁けがなくなるまで煮詰めます。こちらはみかんの皮とシークワーサーでビタミンと爽やかさをプラス、赤唐辛子はちょっとした味と彩りのアクセントになればと思い付きで投入。
いろいろ書きましたが、基本的に材料の組み合わせも味付けもテキトーでOK!Arrange自由、変幻自在です。
大量にできたので、食べる分以外は保存袋に入れて冷凍保存。
ふりかけは夫のお弁当のゴハンのお供になるほか、納豆に入れたり冷ややっこにのせたり、あるいはそのままお酒のアテとして食べてもおいしい。毎日なんだかんだで消費されて大活躍です。
最後に
世間では、捨てられがちな食材。
でも「食べきる」「使いきる」ことを心がければ、立派な食材になります。食材たちにも第2の人生を与えてあげることができ「モノ生」をまっとうさせてあげることができます。
食料品の価格高騰が叫ばれている今、こうしたちょっとした工夫で食費は抑えられますし、生ごみ削減にもつながります。
調味料も無添加の発酵調味料にすれば、下手にサプリメントや健康食品買うよりよっぽどお金の節約になって、体にもいいんじゃないでしょうか。
「食べ物にも地球にやさしいことしてる自分て、なかなかいいじゃん?」と自己肯定感があがるかも!?(笑)
これからも「これ、もしかしたら食べられるかも?」という食材を発見して、活用していきたいと思います。
この記事がお役に立てたら嬉しいです。
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