【考え方・使い切る】玉ねぎの皮を「食べ切る」工夫◆野菜くずで作ったふりかけ

捨て活・使い切る

今年後半の取り組み

今年はの後半は「お金・モノ・ゴミ」の一連の流れを考え、減らす方向に生活をシフトさせてきました。

  • 不必要なお金を払わない
  • 不必要なモノを所有しない、所有したものは最後まで使い切る
  • ゴミを減らす

その中でも私の中で一番大きい変化はキエーロ導入による「生ごみの減量」。自宅で生ごみ分解ができ、土にかえるようになり、「ゴミ」が減りました。

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これを導入してから我が家の燃やすゴミの量は激減。3,4週間に1回程度しかゴミを出さなくてもよくなりました。ゴミを燃やせば当然燃料は使うしCO2も出ます。地球環境が悪化します。

ゴミ(特に水分が多くて燃やすのに多くの燃料を必要とする生ごみ)を減らすことは、私にできる温暖化対策の一つです。

生ゴミか、食材か

この「お金・モノ・ゴミ」を考えることで、モノの人生「モノ生」についても考えるようになりました。もし私がモノだったら、目に触れることなくしまい込まれて存在さえも忘れられてじわじわと劣化していくより、日々使ってもらって最後もうこれ以上無理!というところまでいきたいです。

キエーロ導入と、この「モノ生」の考えが組み合わさって、「食べ物(特に野菜と果物)」も同じではないか?」と思うようになりました。だって、大地(つまり母なる地球)から育ったものです。「これは食べられない」という思い込みを捨て、「どうやったら全て食べきることができるか?」と考え方をチェンジしました。捨てればゴミですが調理すれば立派な食材。要はこちらの捉え方次第なのです。

例えば、みかんの皮がそうです。

参考記事→【生活・考え方】お金と持ち物とゴミ◆ゴミを見直す~みかんの皮編~

参考記事→【使い切る・腸活】みかんの皮はおいしい!みかんの皮の栄養とおいしく食べるコツ

柑橘類の皮はキエーロも分解に時間がかかるので、できれば食べてしまった方がキエーロにとってもラク。

もう一つ、よく出る生ゴミでキエーロが分解が苦手なモノが。

それは、「玉ねぎの皮」です。

どうにかして食べてなくせないかな?と思い、試してみました。

玉ねぎの皮の食材化に至る下準備

まず、みかんの皮と同様に玉ねぎの皮は一番外側の皮を除き、カラカラになるまで天日干しにします。

(一番外側の皮には泥やカビなどが付着しているので、さすがにそこだけは除きます。)

カラカラになった玉ねぎの皮は、袋に入れて揉んだり、フードプロセッサーなどを利用したりして、どうにかしてできるだけ細かく粉砕します。

これで食べる準備ができました。

①出汁としてスープへ

「ベジブロス」といって、野菜くずでとる出汁があります。海外で生活していたときにやっていて、玉ねぎの皮が入っているととてもおいしかったのを思い出し、それを応用できないかと。「ベジブロス」では出汁を取った後の野菜くずは捨ててしまいますが、今回は何とか食べたい。

調べてみると、玉ねぎの皮を粉末にした出汁があるというではないですか。

家庭用のフードプロセッサーでは、残念ながら粉末状までに小さくすることはできませんでしたが、まあまあ小さくはなりました。

これを出汁としてわかめや春雨と一緒にスープを作ってみました。

正直、味の変化はわかりませんでした。

そして粉末にまでしきれなかったので、わかめや春雨と一緒に噛むことに。食べられなくはないですが、やっぱりちょっと筋っぽさ、噛みきりにくさがあるように感じます。

②通常廃棄される野菜の部位で作ったふりかけ

こんどはキャベツの芯、ブロッコリーの茎の皮、出汁をとったあとの昆布といった通常「固くて食べられないモノ」「生ゴミとして当然捨てられる部位」も一緒に使って、ふりかけを作ってみました。

固い部位も、小さく刻んで火を通せば柔らかくなります。

小さく刻むのはフープロの力を借りて。

そこにみかんの皮、玉ねぎの皮も投入し、酒、みりん、醤油、砂糖、お酢などで味付けて煮ていきます。

納豆にトッピングして食べてみたところ、シャキシャキして、みかんのさわやかな香りがして、いいアクセントになっていました。玉ねぎの皮の硬さも気になりませんでした。夫には材料を特に伝えなかったのですが、何も気づかず、ツッコミもなく食べていたので成功!これならいけそうです!

そして玉ねぎの皮が食べられるようになったことで、我が家のキエーロからは分解しにくい「hard」セクションがなくなり、分解しやすい「easy」セクションだけになりすべての穴が「easy」で使えるようになりました。冬は寒くて夏より分解速度が遅くなるので、ローテーションのスピードが落ちるのはちょうどよかったです。

Easyだけになったキエーロの穴のローテーション

まとめ

振り返ってみれば、今年も自然災害の多い年でした。

台風、大雨、地滑り、アメリカでは竜巻によってたくさんの命が失われたばかりです。

全て地球温暖化と関係があります。

昨日最終回のドラマ「日本沈没」で田所博士が言っていた「もっと、もっと、恐れたほうがいい。人間は地球があるからこそ生きていられるということを忘れている」というセリフ。

本当にその通りだと思います。

前にも言いましたが、温暖化が進んで地球に住めなくなって困るのは私たち人間です。

地球はへっちゃら。

なんたって昔は高温の球体、隕石の衝突や氷河期を幾度となく繰り返してきているのですから。

今回もまた何万年、何億年と時間をかけて元に戻るなり、違う変化を遂げるなりするだけです。

参考記事→【瞑想】地球のためじゃなく、人間が絶滅しないために環境を守ろう

地球の、自然の力を「畏れる」なら、利潤追求の生産活動より優先して取り組むことがあります。

政府は政府の、企業は企業の、そして個人は個人のやるべきことをやる。

わたしはまず、「使い切る、食べ切る」ことで「ゴミを減らす」ことから始めました。

地球と自然を畏れ、敬い、大切に大切に、無駄にすることなく使わせていただく。

そうやって今日も「生かされている」ことに感謝しながら。

 

この記事が参考になれば嬉しいです。

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