10月の初めに始めた今回の不食的ファスティングもなんと3週間がたちました。これまでの2週間を振り返ってみると失敗続き。平日5日間は不食的ファスティングできるのですが週末になると食欲や酒欲が出てきて飲み食いしてしまう、という循環に陥っていました。
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3週目は生理週間。私の場合、生理前の方が食欲が出て、生理が始まると落ち着くんです。ですから3週目はこれまで振り回されていた欲がだんだんおさまってくるはずなので、そうしたら体に負担がないように豆乳なども取り入れつつ、いよいよ「ちゃんと」不食的ファスティングに取り組めるようになると思っていました。
ところが、そうはいきませんでした。
食欲が増進した3週目
生理になっても食欲は衰えるどころか、逆に勢いを増しました。「あれも食べたい、これも食べたい!」と毎日毎日とっかえひっかえ食べたいモノが襲ってきます。これまでの経験でどうせ逆らうだけ無駄なので、もうあきらめて「いいよ!OK!」とほとんどすべてにOK出しました。
すごかったですよ。普段食べないようなものもたくさん食べましたよ。何年振り?というほどしばらく食べていなかったデリバリーピザも食べたし、中華の食べ飲み放題や回転ずしにも行きました。お腹のキャパ的にはたいして食べられないくせに目が、欲が、食べたくて食べたくて。外食費が大変なことになりました!しかし意外なことに、体重体脂肪はそこまで変化ありませんでした。(生理中の不思議あるある)
食欲の正体
もちろん、ホルモンによる食欲増進もあります。今回は生理になってもおさまりませんでした。その理由の一つにどうも「また好きなように食べられなくなるなら、今のうちに食べてしまおう!」と、欲が焦っていることが関係しているようです。さらに仕事がひと段落する週末になると食欲や酒欲が湧くのは、仕事のプレッシャーや忙しさと関係あるようでした。つまりストレスです。
それがわかったし、食欲もそのうちおさまるってわかっていたので、このわめき叫ぶ小さい駄々っ子のようなこの食欲を愛し、思いっきり言うこと聞いてあげました。
そのおかげで?3週目が終わるころには、またちょっと落ち着きを取り戻してきました。
「不食的ファスティング」について考察
「不食」は「人間食べなくても死なない。大丈夫」という前提があって「食べたかったら食べてもいいし、欲しくなかったら食べなくてもいい」というスタンスです。なのに私は「不食的ファスティング」と銘打っていたのに「ファスティング」、つまり「食べちゃダメ!」に焦点を当てていたのでしょう。私の心はそれをよくわかっていたから、「また食べちゃダメって言われるから今のうちに食べる!」と焦って、ホルモンの助けも借りて食欲を増進させたのだと思います。知らず知らずのうちに、元の自分の考え方に戻って、「欲は悪!抑えるもの!」「ガマン!」「無理してがんばれ!」を強いていたのだと思います。これじゃ「不食」の考え方と真逆です。本当に3歩進んでも2,3歩戻ってましたね(笑)
これからについて
失敗から学ぶのが大事。もう一度ちゃんと「不食」の考え方に戻ろうと思います。まずは基本の確認から。
まず、「欲は悪ではない」。生物の基本的欲求、本能と言えるものですからね。
そのうえで、「口から食べなくても実は死なない」。人間はほかの生物の命を奪わなくても、空気中のプラーナを食べて生きていけるとても霊性の高い生物であること。
からの、「食べたかったら食べてもいいし、食べたくなかったら食べなくてもいい」。人間には波がありますから、その時々で自分に合った方法を選べばいい。今の私なら食べたいんだから食べていいし、また食欲が落ち着けば食べなくなるでしょう。食べる量も、タイミングも、体に聞きながら。食べても食べなくても、自分がハッピーな方を選べばどっちでもOK!
ということで、今後も不食は続けます!しかも期限も決めずに、ルールさえも決めずに、生活スタイルとして取り組もうかと思います。ただ名前は「ファスティング」とつけると自分の中の厳しい看守が強まって「食べちゃダメ!禁止!」となることがわかったので、「不食」または「微食」ぐらいの「食べてもOK~」ってネーミングの方が、今の自分には優しいかも。まあこれは自分の中の問題ってだけなんですけどね(苦笑)
最後に
「不食的ファスティング」と期限を決めて始めたのは、ファスティング後に行う「スッキリ大根」を食べて体内に溜まった毒出しをしたかったというのが当初のねらいだったのですが、どうも今はタイミングではないみたい。欲はまだまだ食べ物に執着がある状態だし、仕事も忙しくてストレスたまってます。そんなときに楽しみの一つである「食べる」という行為を取り上げるのは、自分に優しくないなと。
「スッキリ大根」デトックスは、仕事が落ち着いて心身の状態のいいときにまたやろうと思います。
最後までお読みくださってありがとうございました。
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