実家から送られてきた秋の味覚「栗」。これまでもいくつか栗を使ったゴハンを紹介してきました。
麹を使った手作り発酵食品も。
【腸活調味料】基本の万能調味料、塩麹・醤油麹・玉ねぎ麹の作り方
栗がまだ余っているので、小豆やさつまいもであんこが作れるなら栗でも作れるだろうと、今回初めて作ってみることにしました。いつものように炊飯器を使用しました。
結果、作ってよかった!と自分を褒めたくなるくらい、あま~くておいしい栗あんこができましたよ。
栗の栄養
みなさん、実は栗はスーパーフードだって知っていましたか?
栗は炭水化物で糖質が多いイメージですが、意外とすべての栄養素をバランスよく含んでいる優れもの。中でもビタミンB1やビタミンC、カリウムが豊富で代謝に有効に働きます。しかも通常ビタミンCは熱に弱いのですが、栗のビタミンCはでんぷん質に包まれているので加熱しても失われることなく摂取できるそう。これはすごいことです。また、栗の渋皮には抗酸化作用を持つポリフェノールも豊富。渋皮煮にすればポリフェノールも摂取することができます。そして意外にも食物繊維も多く含まれているので、腸活にもぴったり!。栗って実はスーパーフードだったんです。
栗あんこの作り方
【材料】
・栗 400-450g(可食部のみ。約20粒強)
・乾燥麹 200g
・60度ぐらいのお湯
【作り方】
①栗をざっと洗い、茹でます。10分ぐらい茹でたら火を止めます。
お湯に入れたまま冷ましてもいいですし、ざるにあけて冷ましてもいいです。
②ざるにあけます。
③半分に切っていきます。
④スプーンで中身をほじって出していきます。1粒で可食部約20g取れました。
このあと保温に入るので、炊飯器の内釜やヨーグルトメーカー、土鍋などに出していくようにすると洗い物が減ります。
今回はだいたい400~450gぐらいの栗を使いましたが、もうちょっと多くてもいいと思います。
⑤栗にほぐした麹を入れてよく混ぜます。
⑥60度ぐらいのお湯を豆がひたひたになるぐらいまで入れて、保温開始。
55~65度を8時間ぐらいキープ。炊飯器なら濡れた布巾をかぶせて蓋は開けたまま、ヨーグルトメーカーなら温度設定できます。鍋の場合は温かいままタオルや毛布で包んで発泡スチロールに入れるなど。2,3時間に一度様子見がてら混ぜると、温度ムラがなくなっていい感じに出来上がります。その際、布巾が乾いていたら都度濡らしましょう。
まとめ
砂糖などの甘味料は一切入れていないのに、麹だけですっごいあまーい栗あんができました。
栗はもっと入れてもいい気がします。麹200gに対し、可食部500gはいけると思います。
実が大きく残っている所は食べたときアクセントになってこれまた美味。
ヨーグルトに入れるでもよし、パンに塗るでもよし、もちろんそのまま食べても良し。
スーパーフードの栗と麹を合わせて発酵させたものが、体に悪いわけがありません。
みなさんも栗が手に入ったら、ぜひ作ってみてください。
この記事がお役に立てたら嬉しいです。
コメント