栄養価が高いという発芽玄米。
スーパーなどで売っていますが、ちょっとお値段高目でなかなか手が出ませんよね。
実は玄米があればご家庭で作れるって知っていましたか?
今日は腸活にもいい発芽玄米の特徴と、自宅で簡単に作れる発芽玄米の作り方についてご紹介します。
糠(ぬか)のある玄米
実家がお米を作っているので、我が家の主食は米、「玄米」です。
実家が白米なので以前は何も考えずに白米を食べていましたが、ヨガ的生活をするようになって、よりGI値が低く(血糖値の上昇スピードが遅く)、栄養価の高い玄米を食べるようになりました。ご存じのとおり、玄米は外側の固い籾(もみ)だけを取り除き、糠(ぬか)はそのままなので、白米に比べて食物繊維やビタミン・ミネラルを多く含んでいます。そのため、便秘解消や基礎代謝の高まりによる細胞や血管のアンチエイジング、美肌、ダイエットなどにつながると言われています。
でも糠がある分、食べるときにぼそぼそして固かったり、独特の香りがしたりして、ちょっと食べにくいと感じる人もいるようです。
さらに栄養価がアップした発芽玄米
玄米をちょっと発芽させたものが発芽玄米です。玄米(糠)のいい所はそのままに、発芽するためにそれまで眠っていた酵素が活性化して栄養がさらに高まるそうなんです。でんぷんやたんぱく質が分解されて体内に取り込みやすい形に変わる(=消化の負担が少なくて済む)だけでなく、発芽玄米に現れるPSG(発芽米ステロール配糖体)と呼ばれる成分は、体脂肪を減らすことが期待されています。また、リラックス効果があるとされるGABA(ギャバ)も、発芽玄米には多く含まれていることが分かりました。まさに発芽のために眠っていた力が目覚め、生命力が一番高まったところをいただくわけです。
発芽玄米の作り方
玄米をざっと洗って、たっぷりの水に浸して置くだけ。
1~3日ぐらいでちょこんと発芽します。
あとはそれを普通の玄米の水の量で焚くだけ。
雑菌が繁殖するのを防ぐために季節によって置く場所を変えましょう。夏の暑いときは冷蔵庫、春や秋は室温、冬は室温か電気マットや毛布にくるんでもOK。水は半日に1度ぐらい取り換えた方がいいと思います。
まとめ
発芽玄米は普通の玄米よりも柔らかく、とても食べやすいです。それでいて栄養価も高いのですから、もう言うことありません。
ちょこんと発芽した玄米はかわいく、お米も生きているんだなぁ。と改めて気づかされます。
実家の家族が手間と時間、つまり命を注いで育てた米、その生命力や秘めた力を余すところなくいただいて、この命が今日もつながっていることに感謝しかありません。
「食べることは、命をいただくこと」
作り手の命 食物の命
今日もいただいた命に恥じないように生きなくちゃと思わされます。
この記事がお役に立てたら嬉しいです。
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