すぐに食べられない春の味覚をおいしく保存する方法

食べ物

なかなかないと思いますが、旬の野菜(山菜)が手に入ったけど、すぐには食べられない!という場合、どうしていますか?

実は下ごしらえすれば、おいしい状態で保存が可能なんです。

 

先日実家から今が旬である山菜などが届きました。

実家でとれたタラの目、こごみ、アスパラガス、タケノコ(水煮したもの)、かき菜。

どれも採れ立ての新鮮でしかも貴重なものばかりなので今すぐにでも食べたいのですが、残念ながらファスティング中の身。

いきなり食べるとむくみなどの再栄養症候群が起きて最悪の場合死に至ることもあるので、ちゃんと復食期を経て内臓を元に戻してからにしないと。

ということで、ここは食べたい気持ちをグッとこらえて、できるだけ鮮度が落ちないように、あるいは調理してから保存することにしました。

タラの目

根元の外周についている「はかま」と言われる部分を除きます。

根本の(はかま)を全部取り除いた状態

あとは並べてラップに包み、保存袋に入れて空気を抜いて冷凍庫へ。

これで2~3週間保存可能だそうです。

冷凍したタラの芽は天ぷらのほかに胡麻和えなどにしても食べられるそうです。

私はタラの芽は断然天ぷら派!でもてんぷらって油で揚げるので、復食期が終わってもすぐにGO!とはいえないジャンルの食べ物じゃないですよね。ハードル高いです・・・( ノД`)シクシク…食べるのは保存可能な期間のギリギリまで先延ばしになることでしょう…。

こごみ・アスパラガス

茹でました。茹でただけなので、そのままいくつかつまみ食い。こごみ、思えば味ついていない状態で食べるのって初めてかも。ファスティング中の私が食べても味はほとんどないほど薄味で、ちょっと粘りがあって、とっても食べやすかったです。

アスパラも茹でるとこんなに甘くなるのか!と新発見でした。

つまみ食いした後は、こごみは鰹節かけておひたしにして夫のおつまみとして提供、アスパラはお弁当の卵焼きの具になりあっという間に消費してしまいました。

タケノコ

皮をむいて灰汁抜きしてくれていたのでとても助かります。水煮にした時の汁に漬けておけば冷蔵庫で保存がきくのですが、送られてきたのは糠はついていたけど煮汁はありませんでした。なのでこれは鰹節と煮て調理してから冷凍保存することに。

こうしておけば煮物としてそのまま食べてもいいし、ゴハンと混ぜてタケノコご飯としても食べられます。

かき菜

元々の写真を撮り忘れてしまいました。

写真はウィキペディアからお借りしました

あまりスーパーなどには出回りませんが、なんとF1ほうれん草や小松菜よりもビタミン・ミネラルが豊富な伝統野菜。

母によると、葉っぱの部分はみそ汁の具やお浸しにするなど煮たり茹でたりして食べることが多く、茎の部分は漬物にするといいとのこと。なので葉っぱは茹でて冷凍保存、茎の部分は塩麹で漬物にすることにしました。

茹でた葉っぱ。1食分ずつに小分けして冷凍

茎の部分は塩で軽く板ずりしておきます。

塩分を取り除き、細かく切ってから保存袋に入れ、塩麹を投入し、揉んでいきます。すると水分が出てくるので都度捨てていきます。出なくなったら味を見て塩麹を追加して、空気を抜いて冷蔵庫で寝かせます。

翌日以降から食べられますし、漬物なので長期保存が可能。

まとめ

旬なものを楽しみたいという欲望はなくなっていません。ファスティングが明けたあとの楽しみができてしまいました。

不食への道はまだまだ遠いですね~。

でもこごみを食べるとき、いつかこれらを食べなくなるのかと思うと、いただく一口一口をとてもじっくり味わうようになり、マインドフルネスイーティングしていました。

将来本当に不食にならなかったとしても、マインドフルネスイーティングの習慣は続けていきたいな、と。

自然の恵みに感謝、季節が巡ることに感謝、おいしく食べられることができるこの体に感謝。

 

この記事がお役に立てたら嬉しいです。

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