物欲が高まった時の対処法4つ

みなさんは物欲が強い方ですか、弱い方ですか。

物欲が高まったとき、どうしていますか。

 

私は普段物欲はないほうなのですが、本当にたま~に物欲が高まるときがあります。今がちょうどその時期だったのですが、あることをしたことにより物欲がだいぶ落ち着いてきました。

今日はその対処法について記事にしたいと思います。

物欲を見分ける

まずは、それが本当にほしいモノなのか、なくてもいいのにほしい、つまり妄想なのかを見分けます。

例えば靴。関東もいよいよ梅雨入りしましたね。梅雨に入って雨の日が多くなり、季節はいよいよ夏に向かって進んでいるんだなと感じます。そんな梅雨の時期に靴が欲しくなったとします。それが例えばレインブーツと、サンダルと、革靴ではちょっと事情が違ってきます。雨の日の外出時に履くためにレインブーツが欲しいと思ったら、まあ必要性はありそうです。でもここでちょっと待った!本当に雨の日に外出するのか、外出するならそれはどんな場面か、外出先でどんなレインブーツならTPOに合っているのか、代わりになる手持ちのものはないのか、今買う必要があるのか、などいろいろな条件を出して考えます。するといろいろな気づきが得られます。よく考えれば「在宅ワークだから雨の日にわざわざ外出する必要はないな」とか、「出勤するとき履きたいと思ったけど、手持ちのあの靴でも代わりになるかも」とか、「会社に行ってから履き替える靴が必要だし、履き替えるの面倒だな」とか。そうすると、一見必要そうに見えたレインブーツも、欲しかったのはただの妄想だった、ということが分かりました。

サンダルはどうでしょう。夏に履くサンダルを一つも持っていなくて買う予定だったとします。ある日街を歩いていたらあるサンダルが目に飛び込んできました。そのサンダルを見て一目惚れしてしまいました。履いてみたら履き心地もいい。ここで気をつけたいのは衝動買いかどうかです。たしかに今すぐ買う必要はありませんが将来的に買う予定のものだったし、デザインや履き心地が自分にぴったりなのは激レア!一期一会です。無意識で自分に合うサンダルを探していて引き合わせた可能性があります。この機会を逃したら次にそういったサンダルに出会えるかどうかわかりませんから、わたしなら買ってしまいます。自分が求めていたものと出会い、好きで納得して買ったモノなら、きっとモノ生を全うするまで使い続けるでしょう。(以前一期一会の服を「衝動買いかも」と見逃して後悔した話はこちら。)

革靴の場合も同じです。いろんな角度からよくよく検討する。本当に必要なモノかどうか、妥協はないかどうかをよく見分ける。そうして「やっぱりこれが好きで、必要で、最後までちゃんと使い切る自信と責任が持てる」と思えたもののみ買います。逆に、特にワクワクしないし、(ほかにもあるなどして)特に必要ではないし、「安いから」という理由だけでは買わないようにします。そういうものは途中で飽きて将来のゴミになる可能性があるのでね。

関連記事→「使い切る」ということ。モノを所有した責任は最後まで

自分の持ち物の棚卸をする

なにか猛烈にモノが欲しいときって、実は何か自分が満たされていない不足感を埋めようとしている場合が多いです。モノの問題じゃなくて、心の問題。

そういう時は、今自分は何をどれぐらい持っているのか、一度ちゃんと「今ここ」と向き合います。

例えば靴が欲しかったとしても、服、小物、家電、本、書類、食器、食べ物、洗剤、お掃除グッズなど、家中にあるありとあらゆるものを総点検「棚卸」します。すると私の場合「こんなに私は持っているのか。多いな」となるのです。「靴だって必要十分なだけある。体は一つだし、そんなにモノを増やしてもしょうがないな。」となります。それでもやはり必要だと感じたら買えばいい。要は「足るを知る」ことで、「自分はもうこんなに豊かなので大丈夫。不足はない」と思えることで、物欲はある程度落ち着かせることができます。

捨て活をする

モノが欲しいときは、何か新しい空気に入れ替えたい、スッキリしたい場合であることも。これも物欲はイミテーションで本当は心の問題。そんな時は捨て活がおススメです。2つ目の棚卸と同時にやってもいいです。自分が何をどれぐらい持っているのか把握しながら、「何か不要なモノ、使っていないモノ、執着しているものはないか」をよく考えます。押し入れの奥深くや、普段明けない保存用に収納箱の中もチェックしましょう。そうすると「あ、これもういらないな」「期限切れてるな」というものが出てきます。今まで執着があって手放せなかったものを思い切って捨ててみようと思えるようになっているかもしれません。そういったものを捨てると、心も空間もスッキリしてなぜか物欲がおさまります。

「つもりショッピング」をする

これは思う存分欲に暴れてもらう方法です(笑) オンラインショッピングで一番効力を発揮します。「これほしい」「これかわいい」「これいいかも!」「これあると便利~」と思うものをとにかく買い物かごに入れていきます。でも、決済はしません。かごに入れるだけ。買い物って、見ているときや迷っているときが一番楽しかったりするもの。その気分だけ存分に味わってお金は払わない「つもりショッピング」。結構これだけで満足できる場合が多いです。

リアル買い物でも同じです。服や靴なら片っ端から試着しまくってもいいです。欲しいもの全部かごに入れて、「買ったつもり」を味わい、最後はレジに行かずに全部戻す(笑)リアルは戻す作業があるのでちょっとだけ面倒なのですが、試着して自分のものになったような満足感を得られるのがいいですね。

最後に

以上、物欲が高まったときの対処法として4つご紹介しました。

私がよくやるのは「棚卸」と「捨て活」です。「こんなに持っているのか~」と豊かな気持ちになれますし、不要になったものも少しずつ手放せてさらに家にスペースができて気持ちがいいです。家事の手間も減ります。「つもり買い物」は、物欲がどうにもおさまらないときによくします。楽しくて大好きです。

食欲にしても物欲にしても、欲は何か心の隙間を埋めようとするイミテーションである場合が多いです。
振り回されずに上手にコントロールすることで、大切なお金と居住空間を守り、将来のゴミを減らせるといいですね。

 

この記事がお役に立てたら嬉しいです。

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