【捨て活】2021秋の捨て活◆過去の「頑張った証拠」にサヨナラ

今日は文化の日でお休みですね。しかもいい天気。

こんな特別な日には、もっと心をスッキリ軽くさせたくなります。

今年の夏に実家から私物を全部引き上げてきて、必要ないモノはメルカリに出したり、処分したりして少しずつ減らしてきました。その中でも特に紙類、つまり「自分が頑張ってきた証、過去の実績、努力、思い出」にまつわるものは執着が強くてなかなか手が出せませんでしたが、今日はまた勇気を出して向き合うことにしました。

参考記事→実家に最後まで置いてあった私物を見て気づいたこと

参考記事→【捨て活・瞑想】2021秋の捨て活(本・教材)

今日捨てたものは大学院時代のレジュメ、学会で発表した時のプログラム、スペイン語の教材・ノートです。

①大学院時代のレジュメ

前回、9月の捨て活のときには「まだ見ることがあるかも」と捨てずにとっておいたのですが、やはりもう見ないだろうと。だって今までずっとファイルを開けたことなかったですし、この1カ月半の間も開けて見ることはありませんでした。もし捨ててしまったあとに「あそこに書いてあったのに!」と思ったとしても、この時代ですからいくらでも書籍や情報は手に入ります。おそらく「あそこに書いてあったのに!」と覚えているほど、どこに何が書いてあったか覚えていないと思いますww

②学会で発表した時のプログラム

まさに「過去に頑張った自分の証」への執着です。「自分の名前が載っている」ただそれだけで、発表内容の詳細は書かれていないプログラムが何冊かあります。

確かにあの頃の私は頑張っていました。自分の力以上の何かを生み出したくて、世に認めてもらいたくて、必死に背伸びしていたことを思い出します。あのときの努力があったから、今の自分があるとも言えます。

そんな思い出は胸の中にあればいい。プログラムはなくても発表した資料も、経験も、頑張った事実も、私の中に残っています。

③ スペイン語の配布資料・ノート

これも「過去の頑張った自分の証」です。大人になってからスペイン語の勉強をはじめたので、単語も活用も覚えられなくて苦労しました。スペイン語圏に住むことが決まっていたため、毎日睡眠時間を削って何時間も勉強したことを覚えています。初めてスペイン語を勉強した時に先生からもらった資料やノートには書き込みがいっぱい。それから外国に行って、語学学校の先生からもたくさん資料をもらい、たくさんノートに書きました。スペイン語圏の国にはなんだかんだで3か国、合計5年ぐらい住みました。その都度語学学校に行ったり、個人レッスン受けたりして、資料は山のよう。勉強の甲斐あって、下手くそなりにもなんとか現地でやってこられました。その時の資料は全部「語学の勉強を頑張った証、現地で生活した証」として捨てられないで今日に至ります。

しかし、今は結婚して、もうスペイン語圏に住むことはないと思います。もし仮にまた住むチャンスがあったとしても、さすがに初級レベルのスペイン語は覚えているし、本だって持っています。これから先、忘れてしまって復習したいと思うことがあったとしても、書き込まれた練習問題ではなく新しい練習問題を買うと思います。「さすがにこのレベルは本もあるし、資料がなくてもいいだろう」と思うもの、ノートを手放すことにしました。ただ、全部じゃないところがミソですがww

まとめ

自分としては「過去に頑張った証拠」を、一部でも手放すことができたのは大きな一歩です。

それでも棚の1段分が空くほどの量を捨てることができました。

それができたのも、「今の自分」「今の場所」を大切にしたいから。

あの時に頑張ったことは、誰に認められなくても自分が知っているからそれでいいし、過去の実績の延長線上に「いま」や「これから」が続いていないことも大きいです。

あの時想像していた未来と今は全然違います。人生、どこでどう方向転換するか分からないものですね。私は決まった変化のない人生より、心に忠実にそのときにしたいことをする人生を選びたいのです。

そのためにモノは「過去に頑張った証拠」も「今の自分」に必要か、「これから使うかも」はその時がきたら考えるというスタンスで。そうはいっても執着は一気にはなくなってはくれないんですけどねww

空いた空間には、新しい、今の自分に必要な風が入ってくると信じて。

 

この記事がお役に立てたら嬉しいです。

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