【雑記】両親の結婚記念日に思うこと

考え方

みなさんはご両親の結婚記念日を知っていますか?

両親の両親、その両親、つまりご先祖様についてどのぐらい知っていますか?

 

今日なんとなく「両親元気かな~」と思い、ふらっと母に連絡してみたところ、なんと結婚記念日だというではありませんか!40年以上生きてきたのに知りませんでした・・・

母も、私(第一子)のことを思い出していたとのこと。

親子ってこういう「虫の知らせ」的なの、ありますよね~

今日は両親の結婚記念日に思ったことについて、記事にしたいと思います。

雨降って地固まる

今日が45年目の結婚記念日だそう。正直、最初の感想は「よくもったね~」でした。父は長男で跡取り、祖父母、曾祖母と4世代暮らしで、私が小さいころ母は大変だったようです。姑と母、父と母はよくケンカしていました。どこの家庭でも昔はそうだったのではないでしょうか。母は小さい私を連れて家出までしたことがあるそうです。祖父母が他界してから、いよいよ離婚か!?という危機的なときもありましたが、それもなんとかやり過ごし、今では孫も生まれて毎日幸せ、ケンカしながらも仲良くやっているようです。

いろいろありましたが、それでも一緒にいる。一緒に家庭を守る。「雨降って、地固まる」とはよくいったモノです。

この命は奇跡の象徴

私が「45年前に結婚してくれたから私がいるんだよね~」といったら、母もまったく同じことを考えていたそうです。もし父ではない人を選んでいたら、もちろん私たち子供はこの世に存在せず、子供たちがいなければ今毎日癒しをくれる孫も存在しないわけです。

母だって、母の両親が結婚していなければこの世に存在しないわけで。そう考えると、ご先祖様のどこか一人でも違った選択をしていたら、この生はなかったわけで。改めて、この命の尊さ、貴重さ、かけがえのなさを感じました。

母方の曾祖母と腸内細菌

腸内細菌は母親の産道を通るときに子供に受け継がれるといいます。だから私の腸内細菌は母、母方の祖母、祖母の母親・・・というように、女系で受け継がれていきます。私が同居していた祖父母が父方だったように、これまでの女性は結婚したら男性の家に嫁に入るのが普通でしたから、あまり母方の血筋のことは知りません。知っていても母の両親(私の母方の祖父母)ぐらいのものでした。ましてや、母の母の母のことなんて、まったく聞いたこともありませんでした。

今日初めて母の母の母のことを聞きました。たった4世代前のご先祖様のことなのに、聞いた話は時代もまったく違うし、どこか見知らぬ人の話を聞いているようでした。しかし、その見も知らないご先祖様から受け継いだ腸内細菌や遺伝子が私の中に受け継がれているのですよね。こうして腸内細菌が免疫力を発揮して異物や病原菌から私を守ってくれているのも、何不自由ない体で生まれてこられたのも、ご先祖様が大切なギフトを私に受け継いでくれたおかげ。なんか、とても不思議な気持ちになると同時に、有り難くて涙が出そうになりました。命とは、こうやってつながっていくんだな~と。

まとめ

たまたま電話したら、たまたま結婚記念日で、たまたまご先祖様の話になり・・・この命の有難さを改めて感じられた、いい日でした。

恥ずかしくて直接は言えなかったんですが、テキストで両親に感謝の言葉と「大好き」を伝え、ご先祖様がつないでくれたこの体をハグして感謝の気持ちを伝えました。

この世にある命一つ一つが貴重で、奇跡なんですよね。

「自分なんてダメだ、価値がない」なんて思ったとき、それを思い出せばちょっと救われるような気がしませんか。

 

この記事が参考になったら嬉しいです。

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