福岡旅行◆二日目(柳川・大宰府)

旅行・お出かけ

ANAマイルの期限が切れる前に、2泊3日で福岡に行ってきました。

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二日目は電車で遠出。柳川に行って川下り、そして大宰府へ行って天満宮詣でをしてきました。

柳川

柳川といえば、小舟に乗って川下り、そして鰻のせいろ蒸しが有名ですね。

博多から柳川へは西鉄福岡(天神)駅から特急が便利。乗り換えなしで50分足らずで着きます。乗車賃¥860。

三柱神社

まず向かったのは柳川一大きな神社「三柱神社」。橋を渡ったところから始まる長い参道の奥にある境内にはいくつも小さな神社がありました。

参道を歩いていると、声をかけてくる人が。どうも入り口にある川下りの船の船頭さんと思しき格好。

「あそこにある松の木は、ある角度から見ると丸い円に見えるから、そこで写真を撮るといいですよ」

さすが観光の町、柳川。とてもサービス精神にあふれていて親切です。旅の始まりからこれですから、やっぱり神様に手を合わせてお礼を言わなければなりませんね。

近づくと幹が曲がって本当に〇に見えるところがあったので、そこで記念撮影しました。

それから大小たくさんあるお社を回ってお参りを済ませ、先ほど声をかけてくださった親切な船頭さんのいる川下りの乗船場、柳川観光開発さんから船に乗って川下りをすることにしました。

人数が集まり次第出発のようで、10分程度待って出発となりました。

柳川川下り

川下りといっても急流や激流を速いスピードでロープにしがみつきながら下るのではなく、「どんこ船」と呼ばれるなだらかな流れの川と昔のお城に張り巡らされたお堀を1時間ほどかけてゆったりのんびり進んでいきます。船頭さんはさきほど声をかけてくれた方ではありませんでしたが、いろいろなお話あり、歌あり、案内ありで、私たち観光客をもてなしてくれます。

船頭さんは竹竿一本で船を進めます。のんびり進む船、ちゃぷちゃぷ聞こえる水音、心地よい揺れ、静かな町に響く鳥の鳴き声、そよぐ風、暑くもなく寒くもない気温、すべてが五感に気持ちよく、またまたほんわ~と眠くなってしまいます。かと思うと船が幅も高さもギリギリ通れるぐらいの狭い橋の下をくぐったりするので、たまにドキドキ。とっても楽しくて癒された川下りでした。

鰻のせいろ蒸し

船を降りたあたりが柳川の観光スポットになっていて、歴史的建造物や名物のうなぎ屋さんなどで賑わっています。

鰻のせいろ蒸しの評判のいい店をいくつかピックアップしていて並ぶのを覚悟していたのですが、その中でもたまたま待たずに入れたお店がありました。わたしたちが出るころには大勢待っている人がいたので、待たずに入れたのは本当にラッキーでしたね。

そのお店は「皿屋」さん。

このお店、店内の装飾がとにかくかわいい!ステンドグラスやこの地域独特のひな祭りの「さげもん」も飾られていて、鰻を待っている間も楽しめました。

前日に食べ過ぎたこともあり、あまりおなかがすいていなかったので、「ミニせいろ」を注文。

「せいろ蒸し」って鰻を蒸してるだけかと思いきや、ちゃんと皮には焼いた食感と香ばしさがありゴハンにも味がついていて、とてもおいしくいただきました。

柳川観光

食事の後は柳川の町を観光しました。一番目を引く派手で大きな建物が御花(おばな)

柳川藩主立花氏の邸宅で、西洋風の大きい建造物や池が中央にある庭園などからなっています。建物内部や庭園、資料館を見たい場合は入場料¥1000がかかります。

それからさげもんパーク

川のほとりにこの地方独特のひな祭り飾りの「さげもん」とひな壇が飾れれていました。

そして旧戸島家住宅。入場料¥100。

柳川藩のあるお侍が隠居後の住処としていたお屋敷で、当時の武家住宅の様子が垣間見られる建物と庭園ということで、福岡県の文化財にも指定されています。「わびさび」を感じる茶室や生活空間、ここにもやはり「さげもん」が飾られていました。

大宰府

次に私たちが向かったのは大宰府。これも西鉄を利用して二日市駅まで行き、そこで大宰府行きに乗り換えます。所要時間やく40分、りょうきん¥680。

太宰府駅で降りて、びっくりしました。すごい人!駅のホームにも、駅前にも、参道にも、たくさんの観光客!コロナが終息しつつあるからでしょうか。それにしてもすごい人の多さで面食らってしまいました。あちこちお店によって食べ歩きしつつお参りしようと思っていましたが、この調子ではお参りするのにも行列ができていて時間がかかるかもしれないと思い、とにかく天満宮へ向かうことに。

太宰府天満宮参拝

菅原道真を祭っている有名な天満宮。

私たちが結婚式を挙げたのが湯島天神ということもあり、菅原道真つながりで勝手にご縁を感じていました。

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あまりの人の多さにビビりながら境内の植物や建物を味わう間もなく突き進んだその先には、案の定参拝する人の長い行列が・・・。

はじめは観念して行列に並んでいたのですが、夫が様子を見てくると偵察に行きました。というのも、以前とあるところで行列に長時間並んだ挙句、それは写真撮影を待つ人の列で我々は並ぶ必要がなかった、という経験があったからです。偵察に行った夫は「これは真ん中でお参りしたい人の列で、端は空いてるよ」とのこと。やっぱり思った通りです。私たちには「どうしても真ん中でお参りしたい!真ん中でお願い事しなきゃやだ!」というこだわりはまったくなくお参りさえできればいいので、列から外れてさっさとお参りを済ませました。

しかもちょうど本殿修復工事中ということで、でっかい本殿の写真で隠されていて、お参りはその写真に向かってするという(苦笑)

夫の機転のおかげで無駄に待たずに済みました。ところで、真ん中にこだわるのって、なんででしょうかね?真ん中だろうが端だろうが神様はそんな小さいこと気にしないと思うのですが。しかも神様に伝えるのはお願い事ではないと私たちは思っています。

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もしくは以前の私たちのように、何の行列かわからないけどとにかく行列には並ぶものだと思い込んでいるのかもしれませんね。

食べ歩き

並ばずに済んだ時間でおみくじをひき、気になっていた大宰府グルメを食べ歩きをしました。時間がないので2つだけ。

まずはやっぱり梅ヶ枝餅

大宰府といえばこれ。一度食べてみたかったんです。梅ヶ枝餅を売っているお店はたくさんあり、中には焼きたてを売っているお店もあって食べ歩きにはもってこいでした。焼きたての梅ヶ枝餅はもっちり熱々でおいしかったです。

次にいちご大福最中

天山というお店で売っています。福岡名産の大粒のあまおうのいちごを餡と最中ではさんだいかにも映えるお品。食べ歩き専用でお土産用はありません。SNSでもよくピックアップされているだけあってさすがに行列できてました。私たちは普通の黒餡と八女茶餡をチョイス。一つ¥700となかなかのお値段ですが、観光地の人気商品なのでね。イチゴは甘く、最中はパリパリで歯や唇にくっつかず、とてもおいしかったので買ってよかったです。

帰りは博多駅までの直通バスを利用しました。

こちらも長蛇の列

太宰府駅の真ん前にバス停があり、博多駅横のバスターミナルに着きます。これも行列ができていて1便見送りましたが、座れただけラッキーでした。たくさん歩いたので、バスの中では疲れて爆睡でしたね。

2日目の夜

温泉「八百治の湯」

そうそう、今回のお宿は「八百治博多ホテル」というところで、なんとここ、天然温泉「八百治の湯」がついているんです!お風呂は高温と低温の2種類、サウナと水風呂もあります。駅からも近い立地で便利だし、お部屋もゆとりがあって窮屈さを感じませんし、しかも早割で予約すれば素泊まり1泊¥5000前後というお安さで宿泊できますので、ホントおススメ!。入湯料を払えば宿泊客以外でも日帰り温泉として利用できます。

せっかくの温泉付きの宿。朝も入りましたが、2日目ともなるとかなり疲れがたまっていたので、まずはゆっくり温泉に浸かって疲れを取ることにしました。歩き疲れた足を延ばして、入念にマッサージ。冷えた体が温まって生き返りました!

八百治博多ホテルのHPはこちら

夕食

もう前日に食べたいものはあらかた食べていたので、この日の夜はホテルの近くの居酒屋に行きました。居酒屋って、定番の居酒屋メニューからご当地グルメまで幅広くそろっていて便利ですよね。

あまりお腹空いていないはずが、気づけばホルモン焼きや明太子の天ぷら、焼きラーメンなど、結局がっつり食べ、がっつり飲んでいましたね(笑)

ごま鯖
明太子の天ぷら
焼きラーメン

また翌日は顔がむくんでパンパンになって人相が変わっていること必至です(笑)。

次回はいよいよ旅行最終日です。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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