【アーユルヴェーダ】乾布摩擦で寒さに負けない体作り

最近朝晩がめっきり寒くなってきましたね。

目が覚めたけれどお布団から出るのに一苦労、着替えるのにも一苦労されている方、いらっしゃいませんか? 私もその一人です(笑)

今日はそんな朝の寒さに弱い私が、最近取り入れた健康法についてご紹介したいと思います。

それは乾布摩擦

昔テレビなどで冬の寒い時期に外で裸になってタオルで擦っている姿が映っていたので、てっきり「寒風(かんぷう)摩擦」かと思っていましたが、正しくは「乾布(かんぷ)摩擦」です。漢字の通り「乾いた布でこする」ことを意味します。

乾布摩擦の効果

インドの伝統的医学、アーユルヴェーダの「ガルシャナ」が元になっていると言われています。ガルシャナではシルクの手袋や布を使いますが、乾布摩擦は普通の柔らかいタオルや手ぬぐいでOK。皮膚の弱い方は手でさするのでもOK。摩擦によって皮膚に刺激を与えることで、リンパの流れ・血液の流れが良くなります。それによって以下のような効果があると言われています。

  • 体が温まる
  • 新陳代謝アップ
  • 冷え性改善
  • むくみ改善
  • 便秘解消
  • 免疫力アップ
  • 風邪をひきにくくなる
  • 美肌効果
  • セルライト除去
  • ダイエット

乾布摩擦のやり方

場所・服装・時期・用意するもの

寒い中、裸になってやるイメージが強いですが、あたたかい部屋の中でもちろんOKです。

薄いものであれば服を着ていてもOK。もちろん裸でも、下着でもOK。ちなみに私は朝の着替えのタイミングを利用しています。

やる時期ですが、一番は朝がおすすめです。乾布摩擦をして代謝を上げて一日を始めると快適に過ごせます。でも朝にこだわらなくても、「寒いな」と思ったらいつでもやってOK。夜寝る前にやっても温かく寝られるのでいいですね。

タオル、手ぬぐい、布、手、なんでもいいですが、ナイロンタオルなど固いものは皮膚を傷つけるので避けた方がいいです。

手順

体の先端から心臓に向かって進めていきます。血を心臓に押し流すイメージで、各箇所それぞれ往復15回程度さすります。

  1. 足のつま先からひざまで、手の指先からひじまで 
  2. ひざから足の付け根まで、肘から肩まで
  3. 骨盤の周り(腰・下腹)
  4. 前面のお腹、胸、鎖骨から心臓まで
  5. 背中(タオルを長く持って、背中を洗うイメージ)

所要時間3~5分程度。すぐに体がぽかぽかしてきます。

まとめ

一日たった数分、体の表面をこするだけの健康法。

私はこれをするようになってから、朝の起き抜けの寒さがだいぶ和らいでラクになりました。きっとこれからも朝の着替えのときに続けていくと思います。

運動よりも手軽にできて風邪予防にもなるので、本当におススメです。

 

この記事が参考になれば嬉しいです。

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