長期不食的ファスティングチャレンジ◆5週間目の経過報告~チートウィークとなりました

断食・不食

長期の不食的ファスティングチャレンジを始めて今日で5週目(35日間)になりました。

最長記録更新!・・・と言いたいところですが、4週目の後半から始まった食欲がやまず、「チートデイ」ならぬ「チートウィーク」と名付け、欲望に忠実に飲食した一週間となりました。

もはやチャレンジは風前の灯です・・・

今日は第5週(29日目~35日目)の経過報告をしたいと思います。

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今週はチャレンジがうまくいかなかったことで、逆に自分の体についての学び、新発見がたくさんありました。

  • 無性に食べたくなったもの:餃子、ラーメン、米、カレー
  • 体に現れた症状(かゆみとお腹の張り)
  • カレーの薬膳効果
  • 生理とファスティングの関係

順に見ていきます。

 

無性に食べたくなったもの:餃子、ラーメン、米、カレー

4週目にPMSが原因で飲食してしまったことで弾みがついたのか、理由は全く分かりませんが、どうごまかしても、忘れようとしても、朝目覚めるとこれらが頭の中をグルグルしています。しょうがないので、まずは今ある材料で作れそうな餃子を作って食べることにしました。

餃子

餃子の皮は油揚げで代用、中に入れる具材には肉は入れず(夫の餃子にだけ鯖缶を使用)、冷凍保存しておいた野菜のみじん切りと我が家ではおなじみのみかんの皮、それをショウガ、ニンニク、オイスターソースやスパイスで味付けしました。油揚げに詰めて両面をカリッと焼けば、立派なヘルシー餃子にができます。これを食べて、食欲は落ち着いた・・・かに見えましたが、これは序章に過ぎませんでした。

翌日、夫が親切にも餃子の名店の冷凍餃子をわざわざ買ってきてくれましたww。そりゃあ食べないわけがありません。食欲ちゃんは大喜びです。

ラーメン

餃子を食べたあとはまた微食メニューで生活しました。しかし心の奥底で今度は「ラーメン!ラーメン!」と叫んでいる声が聞こえます。餃子を食べてなだめられたかと思えた食欲でしたが、全然おさまってはいませんでした。

その翌日、夫が在宅ワークとということもあり、夫を誘ってラーメンを食べに行きました。食欲に聞くと「味噌ラーメン」が食べたいとのこと。餃子でも小麦粉を使用した皮を避けていたのに、ここにきてがっつり麺(小麦粉)です。でも、「もういいや!」と食べちゃいました。味噌ラーメンは求めていた味に近く、やさいたっぷりでとてもおいしかったです。チャーシューなどがなかったのもよかったです。

翌日は米(玄米)が食べたくて食べたくて仕方がありませんでした。なので昼にみそ汁と米(玄米)と納豆をよく噛んで食べました。久しぶりに食べた玄米は、歯ごたえがあってとってもおいしかったです。

カレー

カレーはたくさんの油を使うし、スパイスなどの刺激物もたくさん入っています。だからできることなら食べないでやり過ごしたいと思っていたのですが、最後にとうとうカレー欲が爆発!インドカレーを提供しているお店に行って、ほうれん草のカレー(とライス)のお弁当をテイクアウトしました。

一口食べて思ったのは「油っこい」。ご飯も油を入れて炊いているようです。ほうれん草だからか、あまり辛くはありませんでした。おいしいというよりは油っこく感じるそのカレーを、もったいないからと食べました。ご飯はさすがに全部は食べられませんでした。

 

週末は出かける用事があったので、その先でまたリベンジとばかりにインドカレー屋さんで野菜カレーを食べました。このお店はカルダモンがテーブルに置いてあり、それを自分で皮をむいてカレーに加えることができます。味も爽やかで大好きなので、たくさんトッピングして食べました。

 

・・・と、ここまで食べたらようやく私の食欲は落ち着きました。

自分自身、ずっと食べないでいると食べたくなるものが「餃子、ラーメン、米、カレー」というのにはびっくりです。思えばこれらは子供のころよく食べていたものでした。人間、最終的には幼少期に還るということでしょうか。

体に現れた症状(かゆみとお腹の張り)

実は冷凍餃子を食べたあたりから、体に湿疹ができました。小麦粉が原因なのか、はたまた油か、添加物か、いきなり食べたことによるリフィーディング症候群なのか、原因はわかりませんが、とにかく体が何かに反応して出たかゆみであることは明らかです。

それから、ラーメンを食べてからはずっとお腹が張ってしまいました。湿疹ができてかゆいうえに、胃と腸の間ぐらいがずっとモヤモヤするのです。食べたものがうまく消化吸収されていない感じです。翌日はまた少量のフルーツと飲み物だけの食事で過ごしましたが、張りとモヤモヤは改善されませんでした。汚い話ですが、便は毎日出ていましたが、ゲップとおならも出続けていました。

カレーの薬膳効果 

そんな私を救ってくれたのがカレーでした。

油の味しかしないほうれん草カレーを食べた直後は胸がムカムカして、これはもしかしたら吐いてしまうかも…と思っていたのですが、時間がたつにつれてむかつきは消え、それだけでなく数日悩まされていたお腹の張りとモヤモヤもすーっと消えたのです!これには驚きました!

スパイスは刺激もあるけど、食べるお薬、薬膳でもあったのです!

インドカレー屋さんに置いてあったカルダモンは、消化促進と整腸作用があるとのこと。ほかにもカレーによく使われているスパイスには、発汗作用はもちろんのこと、胃や腸などの消化器官を癒してくれる効果があるとのこと。だから胃腸が弱っているときにやたら食べたかったのでしょうか。わかりませんが。

生理とファスティングの関係

4週目にプレ更年期で予想よりはやく生理が来たこと、そしてPMSにより食欲が増幅していることをお伝えしましたが、実は生理になったと言っても少量の不正出血のようなものが続いているだけでそれは5週目になっても変わりませんでした。毎朝計っている基礎体温も高いまま、つまり黄体ホルモン(プロゲステロン)が出続けていて、体は生理だとみなしていないということになります。だから食欲も落ちないし、むくみもあるし、体やおなかもなんかスッキリしないままだったのかもしれません。

しかし、「チートウィーク」でたくさん食べて飲んで栄養補給をしたせいか、ようやく今日になって本格的な月経が始まりました!基礎体温も下がったし、食欲も信じられないぐらいキレイさっぱりに消えました。生理周期の乱れは、もしかしたらこのチャレンジのせい、まだ体が少ない栄養に順応できていなかったせいで起きたことかもしれません。体に負担をかけてしまっていました。今となっては「チートウィーク」を設けてよかったと思っています。

体重・体脂肪の変化

前の週と比較して体重-0.1kg、体脂肪+0.6%、開始時と比較して体重-1.4kg、体脂肪-0.3%

意外にもこんなに飲み食いしたのにその前の週とあまり変わっていません。食べたものは代謝されたということになります。よほど体が欲していたのでしょうね。体は本当に不思議です。私より私を知り、生かしてくれているんですね。

お通じ

ほぼ毎日出ました。食べていたので当然です。

最後に

5週目は「チートウィーク」ということで、本当に食べたいモノを食べたいときに食べた一週間でした。長期間チャレンジしなければ知り得なかった自分自身の体について、いろんなことを知ることができました。「ガマンしない、ムリしない」ようにしていたつもりだったのですが、体にとっては負担になっていたようです。生理周期も考慮に入れ、もっとゆっくり、時間をかけて進めるプロジェクトだということがよくわかりました。

ということで、6月いっぱいでこのチャレンジを終了しようと思います。

この1週間大いに食べて飲んだので、最後の10日間で体内リセットを行って締めくくりたい思います。といってもまた微食メニューを続けるだけですが。今は食欲も落ち着いているし体の調子もいいので、最後に有終の美を飾れるよう毎日を過ごしていきたいと思います。

 

この記事がお役に立てたら嬉しいです。

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