【ヨガ・瞑想】考え事が止まない。そんなときは体を動かしてみる

アーサナ

忙しいとき、考え事や心配事があるときは特に、頭の中でいろいろなことが次から次へと湧いてきて、まったく静まらないときがあります。

体は全然動いていないけど、頭の中が大忙しのとき、ないですか?

多分、普通の方には「考え事をしないでぼーっとする」時間さえないと思います。

「ぼーっとしている」と思っていても、実は頭の中でいろんな考え事をしていることが多いです。

瞑想していても、雑念がわいてきて全然集中できない!なんてことがよくあります。

今日はそんなときの対処法について記したいと思います。

心はじっとしているのが苦手、動くものが好き

実は雑念がわいたり、いろいろな考え事が次々浮かぶことは、普通です。

心は動くことが大好きでじっと静かにしているのが苦手なので、いろんなことを常に考えている状態です。2歳児と同じで、いろんな刺激にすぐさま反応してあちこち無秩序にうろちょろしています。

考え事がなくならないようにいつも予定を入れているし、心配したり、人目を気にしたり、それでも暇なら過去のことを思い出したり、将来のことなど不確定なことを心配したり不安になったり。

体が動いていなくても、頭の中では常に何らかの思考が繰り広げられ動き続けています。

これでは疲れてしまいますね。

体を動かすことで、逆に意識は集中するようになる

瞑想をしていても頭の中で考え事がごちゃごちゃと静まらないとき、とっておきの方法はヨガをすることです(笑)

ヨガの最大のポイントは呼吸とともに体を動かし、自分の内側に意識を向けること。

体を動かした(ストレッチした)とき、だいたい体のどこかが痛いです。

膝の裏、腰、肩、股関節、ハムストリングなど。

その痛い所が目印となって、意識がそこに向かざるをえなくなります。つまり半強制的に「集中」の状態が生まれます。

そしてその痛みをとるために、深呼吸を繰り返す。

吐く息を利用して力を抜くようにすると、だんだんじわじわーっと筋肉が伸びるのが分かります。

それと同時に、痛みが少しだけ和らぐのが分かります。

そんな自分の内側のちょっとした変化を感じることができます。

とても、静かな時間。

呼吸と筋肉の小さな変化を感じる時間。

筋肉が「痛いな~」と思うところでしばし深呼吸。

それを全身行ってみましょう。

あっという間に時間が過ぎて、自分の身体を観察すること以外、何も考えていなかったことに気づくと思います。

ヨガをすると体がスッキリするのはもちろん、心もスッキリするのは瞑想と同じ効果があるからです。

まとめ

瞑想がうまくいかないとき、私がいつも取り入れている方法です。

心配事や考え事で眠れない夜などにも効果があります。ベッドででもいいので、体を動かしてみましょう。

「体の痛みを使って、逆にそこに意識を向けさせて集中させる」

それでも考え事が止まなかったら?

考え事ができるということは、余裕があるということ。

もう少し、怪我しない程度に負荷をかけてみます。

痛くて、考え事をしている余裕などなくなります(笑)

怪我しない程度に限界ギリギリまで負荷をかけるには、反動をつけたりせずやさしくそっと動くこと。

また 「怪我しない程度の限界ギリギリ」を知るためにはやっぱりご自身の身体の声をよく聞かなければなりませんから、それだけでも同じようにごちゃごちゃの考え事から解放されると思います。

 

心と体はつながっています。

 

心が元気なら、体も元気。

体が元気なら、心も晴れ晴れ。

 

心がどうにもならないときは、体の力を借りてみるのも手です。

 

この記事が参考になったら嬉しいです。

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