先日みかんの皮をゴミにしない方法について考え、食べることを決意した記事を書きました。
【生活・考え方】お金と持ち物とゴミ◆ゴミを見直す~みかんの皮編~
あれから我が家ではみかんの皮も大活躍の食材となり、さらにゴミが減り、さらに理想に一歩近づきました。
みかんの皮は香りも味も爽やか、栄養もあるんです。
今日はみかんの皮に含まれる栄養成分と、食べる前の注意点、それから新しいみかんの皮を使ったレシピを紹介したいと思います。
みかんの皮に含まれる栄養成分
野菜や果物の皮、みなさんは剥いて食べる派?剥かないで食べる派?
私は断然剥かないで食べる派です。
パイナップルやメロン、バナナなど固くて食べられないモノを除いて、薄くて食べられるものはむきません。なぜならソトから中身を守る役割を持つ皮のほうが実よりも栄養成分が高いことが多いからです。たとえば日光に当たることによって増える活性酸素を除外するためのビタミン類やβカロチンを多く含んでいたり、虫や鳥などに捕食されないよう苦みや香りなどの元となるファイトケミカルを多く含んでいたりします。
みかんの皮にはビタミンC、食物繊維、ビタミンP、 βカロチン などが含まれているそうです。ビタミンPはヘスペリジンと呼ばれ、みかんの皮の裏の白い部分、みかんの実の薄皮についているあの白い筋の所に多く含まれるポリフェノールだそうで、悪玉コレステロールの減少や血行促進作用があるそう。食物繊維も豊富なら腸活にももってこいですよね。さらにビタミンCやβカロチンも含まれるので、美肌効果や肝機能の向上、風邪予防なども期待できます。
食べる前の注意点
注意点① 残留農薬を落とす
みかんの皮を食べる前の注意点としては、やはり残留農薬を落とすことでしょう。これはみかんの皮に限らずなんでもそうですが。農薬は水で洗っただけでは落ちません。
このブログでもう何度も紹介していますが、私は「ホタテの力くん」をずーっと愛用しています。
白い粉を水に溶いて、そこにみかんを浸すこと10分程度。
どうなるかというと、こうなります。
(下にちょっとグロい写真が出てきます)
水の表面に薄い膜のようなものが見えると思います。これがみかんの皮についていた農薬です。
途中でひっくり返したりして全体から農薬が落ちたら、水洗いして終了。
もし気になるようでしたら野菜も洗える洗剤などを使ってさらに洗ってもいいです。
やはり食べるなら無添加、無農薬の安全安心な状態にしてから口に入れましょう。
注意点② 天日干ししてよく乾燥させる
みかんの皮を天日干ししたものを「陳皮(チンピ)」と言いますね。漢方に使われたり七味などにも入っていると思います。注意点というか、天日干しした方がさらに保存がきいて使いやすくなるだけでなく、個人的にはお天道様のエネルギーを吸収してさらに栄養価や気が高まるように思います。
乾燥した皮は細かく砕いて冷蔵庫に保存しておくといろいろな料理に使いやすいです。
細かく砕くには、フードプロセッサーやミキサーを使うとカンタン。ない場合はビニールなどに入れて手でもみほぐしましょう。
みかんの皮を使った新レシピ「オートミールパン」
最近我が家でリピートしているのはこの「オートミールパン」です。
朝や夜の小腹が空いたときに食べるのですが、みかんの爽やかな味と香りがぴったり!
以下、レシピを紹介します。
【材料】(8切れ分)
オートミール(粉砕したもの) 180g
豆乳 250cc
卵 2個
ベーキングパウダー 5g
ピュアココア 大さじ1程度(お好みで。入れなくてもいいです)
甘味料 大さじ2程度(お好みのものをお好みの量。入れるとケーキっぽくなります)
みかんの皮(粉砕したもの) 大さじ1~2程度(お好みの量で)
【作り方】
①まずはオートミールと豆乳を混ぜて、10分程度おいてふやかしていきます
②ふやけるのを待つ間に卵をといておきます
③オートミールがふやけたら、そこに先程といた卵、ベーキングパウダー、ココア、甘味料、みかんの皮を入れてよく混ぜます
④電子レンジで500wで10分程度チン。竹串などでさしてみて、中が生じゃないか確認してください。
もう少しレンチンした方がいい場合は1分ずつ追加して様子をみてください。
まとめ
今日はみかんの皮の新レシピをご紹介しました。
ダイエットや腸活にもってこいのオートミールと栄養豊富なみかんの皮。
ビタミンCの多いみかんを実も皮も余すところなくいただけば風邪知らず間違いなしです!
みなさんもぜひ試してみてください。
この記事が参考になれば嬉しいです。
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