出した「ありがとう」は返ってくる

考え方

先日夫発案で両家両親を京都旅行にご招待しました。

これまでの人生で受けてきた多大なる恩を、まだ元気なうちに返したかったそうです。特に男性は言葉に出して感謝を伝えるのが照れくさくて恥ずかしいようで、このような形になりました。

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旅行は非常に楽しく、両親たちはとても喜んでくれました。

そうしたら、後日両家両親からお返しが・・・

両家からのお返し

夫の両親からは、新潟の20世紀梨がひと箱届きました。

そして私の両親からは手作りソーセージ詰合せが届きました。

どちらからも「また(旅行)お願いね♪」と一言添えて(笑)

これらの好意の品は、大いに喜んで受け取りました。喜びを伝えるのも与えてくれた人にとって喜びになると知ったからです。おいしく有り難くいただいています。

「もらっちゃったし、また連れて行かないとね。次はどこにしようか」と夫。

「もらう人」より「与える人」になる方が喜び2倍

「与える」って、いいですよね。

相手に喜んでもらいたい気持ちで何かを与えて、それを受け取った人が嬉しそうだったりすると、受け取った相手も嬉しいだろうけど、それを見ているこっちも嬉しい。喜び2倍。これは「受け取る」だけど味わえない。

それと同じで、誰かのためにお金を使うと、使われた人も嬉しいけれど、使った方も喜んでいるのを見て嬉しいのでやっぱり喜び2倍。これが自分のためだけにお金を使うと喜ぶのは自分だけなので喜びの倍増は起きない。

ということは、どうやら「与える人(giver)」になった方がいろいろいいみたいです。それは相手のためというより、自分のため。倍のハッピーを味わえるし、なにより自分が嬉しいし、感謝が(本人からじゃなくても)返ってきますから。

出したものが返ってくる宇宙法則

ただ注意が必要なのは、「なんでも与えればいい」ってわけじゃないこと。宇宙の仕組みとして、「自分が出したものが自分に返ってくる」という法則があるようなんです。

憎しみや悪口や意地悪などネガティブなものを与えれば、それがいつしか自分に返ってくる。

愛や感謝や幸せなどポジティブなものを与えれば、それがいつしか自分に返ってくる。

自分が何を出した(与えたか)で、将来受け取るものが決まってくるという。

ということは、愛情とお金をいっぱい与えて子育てしてくれた親が恩返しされるのは、当然なのかもしれませんね。

最後に

今回、両親に旅行をプレゼントしたことで嬉しい発見がたくさんありました。

これまではどちらかというと、「自分たちで稼いだお金は自分たちのために使う!」という、悪くいえばケチくさくてせせこましい考え方のわたしたちでしたが、「大切な人に喜んでもらうために使う」方が、こんなに喜びが大きくなって、しかもループして続いていくということを知りました。

全ての始まりは、親たちが子供である私たちにただただ何の見返りもなく愛情もお金もいっぱい与えてくれたからです。それに対する「ありがとう」を伝えたくて親に贈った旅行。それが両親を喜ばせ、また両親から「ありがとう」で返ってきました。こういう「ありがとう」の贈り合いって、本当に心が豊かになりますね。贈った方も、贈られた方も、心がポカポカあったかい。

そう考えると愛情を惜しみなく見返りなく与えるということが普通にできてしまう「親」って本当にすごい人たちだなって、思います。世の「親」のみなさん、本当にすばらしいです!尊敬します!

愛の循環・ループを生み出すのは、最初に「愛を与えること」なんだとつくづく思いました。

 

最後までお読みくださってありがとうございました。

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