捨て活がじわりじわり進行しています。
ついに、今までずっと踏ん切りがつかなかった紙類に手を出しました。
本1冊、大学院時代の授業のレジュメ、スペイン語教材1冊、日本語教材6冊、資料です。
①本、大学院時代の授業のレジュメ
私は一度社会に出て働いてから大学院へ戻ったいわゆる社会人学生でした。社会に出て見聞を広め、実体験を積んでからの勉強は楽しくて仕方ありませんでしたね。興味のある授業は片っ端からとっていました。そのころ学んだことは今でもたまに思い出しますし、全部ではないにしても私の中に残っています。以前の捨て活である程度は精査して残していた物なのですが、また魔法の質問「今の私に必要か」で「yes」とならなかったもの、もう十分身になっていると思えるものは手放してみようと。この本は私にとって衝撃的な内容で、その後も何度か読み返してきました。が、もう私が所有しているよりも世の中に流していった方がいいと思えました。また読みたくなったら入手すればいいだけ。
②スペイン語の教材1冊
スペイン語の教材はまだまだたくさん捨てられずに持っていますが、私にとっては大きな1歩。ほかのテキストとも内容が被っていますし、内容はある程度身についていると思うことにして、これまた他の誰かに使ってもらえた方がいいと思い、手放します。
③日本語教材6冊
いろんな国、教育機関で日本語を教えてきたので、その職場ごとに使用していた教材が違ってだんだん増えていました。これらもまた以前の捨て活の生き残り組でしたが、持ち続けていてもたぶん出番は回ってこないだろうし、学習者の手元に渡って使われた方が教材も喜ぶと思います。中には出版されて20年ぐらいたち、もう内容が古くなって使えないモノもありました。先日のサンダルと同じ、表紙だけ見て「たぶんこれからも使えるはず」と思い判断留保でキープしていたものもあります。モノ自体はそれほど劣化が進んでいなくても、内容が劣化して時代遅れに。本にも旬があると、改めて気づかされました。
④資料
論文執筆のために集めた資料のコピー。その資料を集めるのにずいぶん手間がかかったことを思い出します。語学テキストもそうですが、私は過去に「自分が頑張ったこと」の証明がなかなか捨てられません…それが私の自信の一部になっているからだろうと思います。でも、論文という形で完成品は残っているし、資料ももうずいぶん古くなって、たとえ万が一これからまたなにか執筆するとしても、その資料は役に立ちません。…と思えた資料だけ、今回は手放せそうです(苦笑)。まだ残ってるんですよ~
ま、ぼちぼちやっていくことにします。
今回は一歩前進できた自分を褒めたいです。
まとめ
本(テキスト)そう、資料もそう、紙類は内容の鮮度が命だと気づかされました。文学作品のようにずっと色あせないモノもありますが、そうでないモノもあります。時代も変わるし、自分も変わる。諸行無常。一度捨て活でキープと判断されたものも、やはり後日見直しが必要。まだまだモノに振り回され、「自分が頑張ってきたこと」の証明も手放せないでいますが、こうやって自分の気持ちと向き合って、納得して、サヨナラしていきたいと思います。いま、ちょっとすっきりした気持ちです!
この記事がお役に立てたら嬉しいです。
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