数年前から3か月に一度のペースで5～10日間のファスティング（断食）を行っています。
目的はダイエット・・・もありますが、一番はデトックス（毒出し）による体質改善です。
今日は私がファスティングを始めた理由と、現在の状態について記したいと思います。
私がファスティングを始めた理由と目的
先ほども書きましたが、 デトックス（毒出し）による体質改善です。
わたしは子宮筋腫持ち。
筋腫とは、子宮の壁にできる良性の腫瘍、つまりは体内の老廃物だそうです。
体はストレスなどから生命を守るために、体の一番弱い所に老廃物を溜め込むそう。体の一番弱い所は人それぞれですが、生殖器は生命維持には直接関係ないところ。体は次の命よりも今の命を守ろうとするのだそうです。
ちなみに母も筋腫持ちでした。遺伝的にもできやすい体質なのかもしれません。
不妊治療専門の病院へ行ったとき、筋腫があると妊娠が難しくなるからとった方がいいと言われました。完治するのか聞いたところ、ぼこっと出ているコブをとって平らにするだけて、子宮の壁の中にはまだ筋腫の根が残ってしまうそうです。もし仮に妊娠したとして、女性ホルモンの分泌量が増えたらまた成長する可能性があると言われました。
悩みました。
そして、手術以外に筋腫をなくす方法を調べたところ、ファスティングによるデトックスで治るという情報を得たのです。
デトックス（毒出し）は、筋腫の有無に関係なくやった方が絶対いいと思い、それから生活に取り入れるようになりました。（おかげで長年苦しんだ花粉症とはおさらばできましたよ）
それに加え、食品添加物や残留農薬はできるだけとらないようにしたり、一日一食にしたり、腸活で発酵食品摂るようにしたり、とにかくデトックス（毒出し）によさそうな食生活を心がけ、ヨガで体を動かし、瞑想でストレスを溜めないように心がけてきました。
健康診断で分かった新事実
コロナなどもあって、久しぶりに健康診断で子宮を見てもらいました。
いろいろデトックスやってきたから、ちょっとは小さくなっているかな？と期待していました。
ところが。
「2つありますね」と言われ、「え？」・・・びっくりして一瞬言葉が出てきませんでした。
私が知る限りでは１つだったんです。
一つは５cm、もう一つは2.5cmとのこと。
前からあったと思われる筋腫の大きさも変わっていないし、さらにもう一つできているなんて、なんで？？
ファスティングやっても意味ないの？これまでの全部無駄だった？
ショックでショックで、その日の晩はやさぐれて、やけ酒やけ食いして眠りにつきました（苦笑）
ファスティングでデトックスはできないのか？
冷静になって考えてみると、デトックスできていないわけがないです。
だって花粉症、便秘、頭痛は治ったし、余計な脂肪が減って筋肉の柔軟性も高まっているし、ちゃんとデトックス効果を感じています。
ただ、花粉症が治ったのはファスティングを始めてからたしか1、２年後たってからだったような。
つまり、私の身体は毒出しするよりも蓄積している、あるいは現在も溜まり続けている毒の方が多いということです。
しょうがないですよね。
これまでの人生、なーんも気にしないでなんでも飲み食いしてきたし。
仕事も若いころは睡眠時間3時間ぐらいしかとらないで体に鞭打って働いていたし、海外生活はストレスまみれだったし。
そんな老廃物がたまってもおかしくない生活を数十年続けてきて、デトックスを数年やったところで、すぐにはきれいにはならないのは当然だろうとも思います。
一日青汁一杯で生きている森美智代さんは、西式甲田療法によるファスティング療法で難病を治すのに10年以上かかったと言われています。
もちろん、すぐに効果が表れてよくなる人もいらっしゃるでしょう。
でも、私の場合はそうではない。そういう体質だと受け入れるしかなく、また定期的にファスティングを行ってデトックス（毒出し）をしていくしか、本当の健康を取り戻す方法はないのです。
まとめ
筋腫が小さくなる・消えるどころか増えていたとは、我ながらショックすぎてちょっと笑えました。
なかなか体は自分の思うようにはなってくれませんね。
でも、体は私をなんとか生かそうと毎日頑張って働いてくれているのはよく分かっています。
問題があるとすれば、やはり私の煩悩なのでしょう。
思い通りになってくれないからと、嫌気がさしてやめてしまったり、また添加物などを摂って体を痛めつけても意味がありません。結局自分に返ってくるだけです。
幸い、命に関わるような重病ではありません。
認めたくない事実も事実として受け入れ、私は私がやるべきこと（デトックス）をこれからもやっていくだけです。
子宝は・・・ここまできたらなるようになるのだと思います。執着はとうの昔に捨てました（笑）
悟りの道も、デトックスの道も、なかなか厳しく、ゴールは遠いですね・・・
この記事が参考になったら嬉しいです。
コメント