みなさんは好きなものが突然目の前に現れ、売られていたらどうしますか？
迷わずに買いますか？それとも値段や条件などいろいろ考えて買いませんか？
自分の「好き」をどの程度認識していて、どの程度優先させることができているでしょうか。
今日は私自身が学びとなった経験について記事にしたいと思います。
一目惚れ服との出会い
先日、久しぶりに電車に乗って出かけたときのこと。乗り換えのためにターミナル駅で降りて、ついでに構内のお店で買い物しようと歩いていたら、いつも入れ替わる構内の出店スペースにインドのサリーをリメイクした服やエスニック小物を売るブースがありました。
私、エスニックな服が大好きなんです。
遠くからでもそのブースはかわいい光を放っていて、私は引き寄せられるようにそのブースに近づいていきました。
近くでざっと見てもかわいい！
同じものは2つとなく、全部オリジナルな柄やデザインの服ばかりです。ぱっと見でツボの服が２，３着ありました。
まずは必要な買い物を済ませて、また戻ってよく見ようと思い、一旦離れました。
ちょうど買い物が終わってブースへ戻るときに、所用で別々になっていた夫が合流しました。
そして一緒にブースに戻って、先ほどかわいいと思った服を手に取って、夫に「この服かわいくない？」。夫「いいじゃん、いいじゃん。そういうの好きだよね」
そのとき、もう一人の私の制する声が聞こえました。
「せっかく捨て活して服減らしたのに」
「仕事もオンラインでそんなに出かける機会もないのに」
「サリーだからそれなりに派手目の目立つデザインだけど着こなせるの？」
「値段も高くはないけど安くもないよ？」
「夫ちゃん待たせてるよ？」
「本当に要るの？」
「衝動買いなんじゃないの？」
・・・ええ、ええ、おっしゃる通り。なければ困るものじゃないし。
そして私は何も買わずにそのブースを後にしました。
「好き」を優先しなかった後悔に襲われる
しかし翌日、後悔が襲ってきました。
「なんで自分の『好き』を優先してあげなかったんだろう」と。
遠くからでも光って見え、吸い寄せられるようにして惹きつけられたのに。
一目ぼれする服なんて、人生でそんなに出会わないのに。
私はあまり物欲がありません。どちらかというと財布のひもは固い方です。衝動買い常習犯ならまだしも、せっかく心から純粋に「好き～！」って出たこの思いを、なんで尊重してあげなかったのでしょう。
私は私の思考グセが理解できたような気がしました。
心のまま突っ走るのが怖いから、ついついブレーキをかけてしまうクセがあるのです。
私が持っている服（捨て活で残った服）は、良くも悪くも無難な服ばかりです。でも特に心からウキウキするわけでもない服です。それらをたくさん所有しているよりお気に入りの服を身につけたいと、先日決めたばかりなのに・・・。
宇宙のお試しは突然
私は私の「好き」や「直感」や「ウキウキ・ワクワク」「心の声」に従って生きると先日決めたばかりだったのです。
これは、宇宙のお試しだと思いました。
宇宙は私の本気度、変わりたいという思いがどこまで本物かを、こういう形で早速試してきたのだと思いました。
しかし私はいざチャンスが巡ってきたとき心の声を優先させることができなかった。お試し失敗です。せっかくのチャンス、一期一会をふいにしてしまったのです。
ダメもとで再訪
しょっちゅう入れ替わっている出店スペースなので、そのブースはもうないかもしれない。
「でも、行ってみよう。」
そう思いました。
「行って、もしブースがなくてもしょうがない。そのときは諦めよう。でも、もしあったら・・・。宇宙は「チャンスはいつも待ってはくれないんだよ。今回は特別だよ」と教えてくれてるのかもしれない。」
と、勝手に都合よく考えたりしながら。
失敗しても、タイミングずれても、後悔しないように行動できたら、それはそれでOK！
ターミナル駅で降りて、ドキドキしながらブースのあったところに向かってみると・・・。
ありました！
私が先日一目惚れした服はもうありませんでしたが、今日は今日でまたツボった服があったので、今度は迷わずにそれを購入しました。スタッフの方とも話をすることができて、「先日通りがかってかわいいと思ったから今日またここに来るために来た」と言ったら、お店のカードをくれました。
新たに迎え入れた服はこちらです↓
めっちゃかわいい♪
ヘビロテしようと思います！宇宙のお情けに感謝！
まとめ
- 自分が何を好きかちゃんと知っていること
- チャンスは突然にやってくること
- 常にアンテナを張り巡らしていること
- チャンスがきたら逃さないこと
- 逃したチャンスもダメもとで追いかけてみること
今回のことを通していろいろ学ばせてもらいました。
自分の中で決心しただけではダメで、実際それが起きたときどう反応して行動するかが重要なんだと思いました。
長年の思考グセ、自分の本音を無視する自分いじめグセはなかなか直りませんが、これも新たな習慣を積み重ねることで矯正可能だと思います。
突発的に何かが起きても、反射的に「心の声に従う」という新たなクセづけをしていきたいと強く肝に銘じました。
この記事がお役に立てたら嬉しいです。
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