今年はじめて取り組んだ梅仕事。
6月の下旬に梅酒と梅干しを仕込んで、1か月たちました。
関連記事→はじめての梅仕事◆その①梅酒の仕込み
関連記事→はじめての梅仕事◆その②梅干しの仕込み
今日は梅干しの完成前の一仕事と、完成した品の試食・試飲した感想を生地にしたいと思います。
梅干しの仕上げ「天日干し」
梅干しの放置が3週間以上たちました。
かぶせていた新聞紙を外すと、特に何も変わっていないように見えます。
まず、浸かっていた水分(これを「梅酢」と呼ぶそうです)をとりわけ、梅の水分を切ります。(梅酢はお料理に再利用できるので捨てずにとっておきます)
梅は3週間重しに潰されて水分が抜け、触ると赤ちゃんのようなぷにぷに柔らかな感触!とっても気持ちがいいです。そして潰されていたのでちょっと平べったくなっています。
その梅を、形を整えて天日干しします。
天日干しの作業はしてもしなくてもどちらでもよく、もう食べられるそうなんですが、太陽光に当てると殺菌効果があり保存性が増すそうです。それになんといっても私は太陽のエネルギーを取り込んだブルーソーラーウォーターを常飲している身。太陽の持つエネルギーのすごさを体験として知っているので、梅干しももちろん太陽光に当ててエネルギーを取り込みます!
いつも使っている乾燥ネットにちょっと隙間をあけて並べ、確実に晴天が続く日&風がそんなに強くない日を狙って三日三晩ベランダの物干し竿に吊るして天日干ししました。
もちろん籠やザルを使って干してもいいですし、屋外が難しい方は室内の日当たりのいい場所に置くのでもいいそうです。
梅干しの試食
出来上がった梅干しは思ったより水分が抜けておらず、相変わらずぷにぷにの柔らか触感でかわいい!
食べてみると、やわらかい!そして、ちゃんとしょっぱい!18%の食塩に約1か月まぶされていたわけですからね。でも、あの梅独特の桃のような甘い香りもちゃんと遠くに残っています。この「香り」は、売っている梅干しにはなかなかありませんよ?自家製梅干し、想像以上においしい!
出来上がった梅干しはビンなどの保存容器に入れて冷暗所において常温で長期保存が可能。
これからどうやって食べようか、楽しみです!
梅酒の試飲
梅酒は1か月~3か月たてば飲めるようになるとのことで、仕込んでから1か月たったので開封してみました。
まずは見た目。
氷砂糖はすっかり解けて、黒砂糖の効果でちょっと色がついています。梅は水分を吸ってちょっと大きく膨らんでいるように感じます。
たまに梅がつぶれて濁ってしまう場合があると母が言っていましたが、フォークでグサグサ穴を開けたにもかかわらずスッキリ済んだ液体だったので、見た目はひとまず大成功!
次によく混ぜてから試飲してみました。好みの甘さ。黒砂糖のおかげでスッキリというよりはコクがあって重厚感あります。そしてフォークで穴をあけたおかげで梅エキスがすごく染み出しています!ただ思ったよりアルコールが強くて、一口含んだだけでちょっとクラクラしてしまいました(笑)想像していたより好みの味にできました!今でもおいしいですが、まだまだ「若造」という感じがするので、今後日がたつにつれてさらになじんでまろやかさが増すのを期待したいと思います。
最後に
難しいと思っていた梅仕事、やってよかったです。
できた梅干しのぷにぷに感と、酸っぱさの中にある甘い香り。
できた梅酒の透き通った液体の美しさと、梅エキスの味と香り。
もうこの上ない感動と幸せで、一人ニヤニヤが止まりません。涙が出そうです。
梅干しちゃんと梅酒ちゃんがかわいくてかわいくて仕方がありません!
自分で一から手間と愛情をかけて、じっくり仕込んだ梅干しと梅酒。時間と太陽にも力を貸してもらいました。そうしたら想像以上の出来で、発酵や太陽のエ力が加わって、もちろん安全安心。
こんな幸せな時間を味わえるなんて、やっぱり手作りサイコー!ていねいな暮らしサイコー!
これで毎日の楽しみがさらに増えてしまいました♪
梅仕事、手作り、幸福感がハンパないので、幸せを感じたい方には心からおススメします!
この記事がお役に立てたら嬉しいです。
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