ほっこり焼きイモ甘酒

腸活

先日、ひょんなことからイベントで売るホットドリンクのレシピを考えてもらえないかと頼まれました。

私がファスティングやら腸活やらでスムージーや甘酒をよく飲んでいると知っている友人から頼まれたのです。

これは私にとっても初めての経験。

いつも自分だけが飲むものだからテキトーだったのですが、人様に飲ませる、さらには販売するものとなると全然別次元の話。「私にできるかな?」と不安もあったのですが、やってみることにしました。

レシピの条件

レシピには条件があり、それはその地域の特産品であるさつまいも(もっというと、焼きいも)を使うこと。焼き芋って、冷凍できるって知っていましたか?冷凍すると保存がきくだけでなく、甘さが増して何倍もおいしくなるんです。友人が早速冷凍焼き芋を送ってくれたので食べてみたら、本当にすっごく甘くてびっくりしました。そして、この甘さと食物繊維を生かした甘酒はどうかと思い浮かびました。

レシピ開発

焼き芋は送ってもらったものを使うとして、甘酒はどうしよう。ふだん私は自分で作った米麹甘酒をお湯で割って飲んでいるのです。しかし今回はイベント先でも入手可能なものがいいはず。ということで、市販されている米麹甘酒で私が入手可能だったものを使うことにしました。

提供するカップは240㏄程度のものを使うということなので、同じぐらいの容量の紙コップを買ってきて、試作品作りに取り掛かりました。

自分の味覚だけだと好みが偏ってしまいそうだったので、夫にも試飲してもらって率直な意見を言ってもらい、それを反映してまた試作品作り。甘さとか、液体の濃さとか、イモの皮の有無とか、甘酒とおイモとお湯の配合をちょっとずつ変えて何度も試飲を繰り返し、舌がバカになりながら、腹パンになりながらもやっと「これが一番おいしいかも」というものが出来上がりました。

次は友人に使った材料とレシピを送って作ってもらい、関係者間で試飲会。検討の末、材料の配合はそのままに、地元産の米麹を使った甘酒を使うことで決定したそう。よかった!

ほっこりおイモ甘酒レシピ

そんな思い出の詰まったレシピを公開しちゃいます!

ちなみにここで紹介するのは私が試したレシピで、実際販売したものとは材料や細かいオペレーションなど違うので大丈夫でしょう。レシピ考えただけでお金もらってないしね(笑)

材料

  • 甘酒 25g
  • お湯 125g
  • 焼き芋 50g

ちなみに私が使った甘酒はコレ↓

焼き芋は、焼いてから一度冷凍したものを解凍したものを使用しました。皮にはポリフェノールなど栄養成分がたくさん含まれているしゴミを出したくないので、剥かずにそのまま使います。

作り方

材料全部ミキサーに入れて攪拌。以上!カンタン!

 

甘酒の粒々感が欲しいなら、甘酒だけ別で温めてから、お湯とおイモを攪拌したものに後から加えてもいいと思います。家で飲むなら手軽さ重視で(笑)お好みでシナモンなどのスパイスを加えてもいいと思います。

わたしにはこのレシピで作ったものがいちばんおイモの甘さが引き立ち、かつ甘ったるすぎず、液体の濃度もドロドロでもサラサラでもなくちょうどよかったです。おイモの皮も気になりませんでした。

 

最後に

初めての売り物としてのレシピ開発に携われたことは、わたしにとって本当に貴重な経験となりました。

決められた条件の中で(条件変更もあり)、試行錯誤を繰り返し、いろいろな人の意見や協力を得て、最終的により良いドリンクができました。

このほっこりおイモ甘酒を飲んで、心がほっこりし、腸もほっこりし、飲んだ人みんなの心と体がほっこり幸せになってくれたら嬉しいです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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