先日、先進国のみなさんが「寄付」や「まだ使えるからリサイクル」という気持ちで途上国に送った「いらない」服の末路について書かれた記事を読み、所有したものに対しての責任の持ち方について考え方を改めました。
参考記事→【捨て活・考え方】「使い切る」ということ。モノを所有した責任は最後まで
さんざん捨て活してきた私ですが、所持品の数もだいぶ少なくなったことですし、これからは「捨て活」やめて、せめて今所持しているモノたちから「使い切る」にチェンジしていこうと。
そこで早速なんとなく使っていたモノたちを組み合わせて、新しい生活用品を作ってみました。
材料は引っ越しでサイズアウトして使えなくなった所持品
引っ越しを重ねていると、前の家では使っていたモノが今度の家では使えない、というようなものが出てきます。すでに備え付けられていたり、サイズや長さが合わなかったりなど、いろいろ。
前の家では、お風呂場にタオル掛けがなかったので、壁にマグネットで付くタイプのタオル掛けを購入して使っていました。しかし、今の住処のお風呂場には備え付けのタオル掛けがあり、なおかつタイル張りなのでマグネットが貼りつかず、手持無沙汰に。他の所で使おうにも、マグネットが貼りついて、かつタオル掛けが必要な場所が見当たりません。
それにいざ捨てようにも、マグネットがはめ込まれているタイプの小モノって分別のためにマグネット外さなければならないので大変ですよね。私はものすごく面倒に感じ、特に必要はないけど何かには使えると思って、無理やり洗濯機の側面に貼り付けて、無理やり使っていました。
もう一つが突っ張り棒。これも前の家では小さな窓のカーテンレールとして使っていましたが、今の家ではどこをどう探しても長さが合わずに使える所がなく、しょうがないからフック2つに渡して無理やり使っていました。
2つとも、邪魔ではないがどうしても必要なわけでもないってやつです。
まさに「もったいないから捨てられない」思想です。まだまだこの精神、残っていますね~ww
キッチンペーパーホルダーをDIY
我が家ではこれまでキッチンペーパーをそのままテーブルの上に置いていました。それでも別に困らないのですが、邪魔と言えば邪魔。かといって引き出しにしまい込むと使いづらくなる。ということで「どこかに浮かせて置いてクルクルッと引っ張り出して使えるようにならないかなぁ」と。
そこでふとひらめいたわけです。「こいつ(タオル掛け)とこいつ(突っ張り棒)を組み合わせたらいい感じのモノができるんじゃない?」と。タオル掛けのままではポール部分が短すぎてキッチンペーパーが入らず、突っ張り棒のままだとこれまたマグネット部分の差込口に入らない。でも長さ的にはちょうどいいし、ちょっといじればいけそう。
①分解する
まず、タオル掛けと突っ張り棒をそれぞれできる限り分解しました。突っ張り棒は力ずくで太いポールから細いポールを引っこ抜き、中に入っているバネも同様に引っこ抜きました。
②太いポールの先端をたたいて調整
細いポールは細すぎてマグネットの差込口に固定できませんでした。太いポールは逆に差込口より若干太くて刺さりません。そこで太いポールの両端を工具箱にあったペンチで叩いて差込口に入るように調整。
③出来上がり
レンジフードの裏側に取り付けてみました。
邪魔にならないし、クルクルって引き出して使えるし、いい感じ♪
まとめ
家の中、探せばまだまだ無理やり使っているモノ、特になくても困らないモノが出てきますね。
ぴったりのモノを買って迎え入れればカンタンですが、もうできるだけ「新しいモノは買わない。持っているものを使い切る」方向でいきたいと思いを新たにしたばかり。ですので今回のホルダーにはとても満足です。
残念ながら使わなかった部品は廃棄となりますが、ちゃんと自分の手で分解して、ゴミ袋に収めました。
みなさんのお家にも使わないモノがもしあったら「ほかの用途を考える」のほかにも「組み合わせて新しい物を作る」という再利用の仕方、「使い切る」方法もありますので、ぜひやってみてください。
以外にクリエイティブな気分も味わえて楽しかったですよww
この記事がお役に立てたら嬉しいです。
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