復食期7日目、いよいよ明日から完全に通常食に戻ります。
ファスティングが明けてから1週間たちますが、体重は1キロ増加したものの、体脂肪は最低レベルをキープしております。体重の1キロ増も、筋肉や体内にある空になったグリコーゲンタンクにせっせとグリコーゲンをためるために誰にでも起こること。そう考えると、なかなか順調な復食期だったのではないでしょうか。問題はこれから平常運転に戻ったあとです。今までのように飲酒からタガが外れて食欲に振り回されないように、お酒とのいい距離感を保って行きたいと思います。
さて、ストレッチやヨガをやっていて、柔軟性に限界を感じている方、いらっしゃいませんか?
もしかしたらそれは筋肉や細胞に溜まっている老廃物のせいかもしれません。
今日はファスティングが柔軟性を高めるのにも有効であるという話をしたいと思います。
ファスティングによる筋肉の変化
ファスティングを繰り返すたびに実感するのが、筋肉の柔軟性が増すこと。ファスティングで筋肉や内臓に溜まっていた老廃物、余計な脂肪が取り除かれることによって、今まできつかったヨガのポーズが深まるようになるのはもちろん、今まで何も感じないほど固まっていた筋肉が、動くようになるのが分かります。また、今までにないほど筋肉の動きを感じ、意識が向けられるようにもなります。
固まっていた筋肉が柔らかくなって動くようになるのはいいことなのですが、ちょっと注意が必要です。
固かった筋肉が氷解するときに気をつけること
以前通っていた整体師さんが言っていたのですが、今までガチガチに固まっていた筋肉が動くようになると、今まで動かさなかった分強い痛みが出たり、下手するとバチンと切れて肉離れが起きたりするので、注意が必要とのこと。
私はこれまで何度か攣りました。ふくらはぎが攣る「こむら返り」は有名ですが、そんなよくある場所ではなく、肩こりがひどかった私は肩甲骨周辺の背中とか、首とか、いわゆる肩こりに関係している筋肉である場合が多かったです。そして今回は特別な動きをしたわけではないのに膝の裏、骨盤の中にあるインナーマッスルがいきなりつりましたww
思えば今までヨガをしてきても「なんかアプローチできていないな~、突っ張って伸びきらないな~」と思っていたところです。
「なんでこんなところ!?」と思いましたが、それ以上にそこの筋肉を感じられたことの方が嬉しかったですね。
まとめ
ヨガで筋肉や関節の柔軟性やその持っている能力を十分引き出すためにも、ファスティングによるデトックスは本当に有効であることが実感できました。筋肉や内臓の中に溜め込まれた老廃物が動きの邪魔しているんですね~。もちろん脂肪も邪魔していますね。
1回でもそれなりに効果がありますが、何回もファスティングによるデトックスを繰り返すことによって少しずつガチガチに固まっていた筋肉が本来持っている機能を回復していきます。
でも、今まで固まって動かせなかった分、リハビリが必要。
いきなり動かそうとせず、ゆっくり無理なく徐々に動かしていってあげることが大事。どこまでOKでどこからはダメか、新たな限界値を探っていく作業。
いつでも自分の体との対話が必要ということですね。
痛いけど、いい経験、いい学びです。
ヨガやストレッチで柔軟性を高めたいと思っている方、もっと自分の身体の能力を引き出したいと思っている方、一度ファスティングを試してみてもいいかもしれません。
この記事がお役に立てたら嬉しいです。
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