【旅行】久しぶりの旅行で感じたメリット・デメリット

旅行・お出かけ
大正池から見た上高地

緊急事態宣言が明けた、感染者数がだいぶ落ち着いている、仕事の調整できた、という条件がそろったので、ずっと行きたかった長野に旅行に行きました。松本・安曇野を中心に上高地、美ヶ原などにも足を伸ばしました。幸い天気にも恵まれ、紅葉シーズンということもあり、とてもいい旅になりました。

旅は好きです。スナフキンに憧れています。若いころはバックパックで海外一人旅なんてこともしょっちゅうしていましたが、久々に旅行して、また違った感想を持つようになりました。

今日は今回の旅行で感じた旅のメリット・デメリットについて記事にまとめてみたいと思います。

旅のメリット

今更まとめる必要もないほど、おそらく旅好きの方みなさんが感じていることだとは思いますが、一応羅列しておきます。旅のメリットとは、一言でいえば「刺激」ではないでしょうか。

  1. その土地ならではの風景・景色が見られる
  2. その土地ならではの人や空気を感じられる
  3. その土地ならではのおいしい物が食べられる
  4. 新しい経験ができる

これも今更ですが、一つずつ解説していきます。

①その土地ならではの風景・景色が見られる

そこに行かないと見られない美しい自然、風景、建築物、世界遺産、文化遺産などをこの目で見てみたい、というのは誰もが思う旅の目的ではないでしょうか。人は本能的に「キレイなもの」が好きなのです。プロがキレイに完璧に撮った写真をいくら見ても、やはり空間の広がり方や遠近感などは実際に人の目を通してしか感じられないものがありますよね。そこにたどり着くまでの道中の景色や体験したことも含めて、唯一無二の経験になるのだと思います。

②その土地ならではの人や空気を感じられる

世界を旅すると明らかですが、気候が違う、人が違う、言葉が違う、文化も考え方も生活習慣も違う、そういう自分が知らないだけでその土地の人には「当たり前」のことを感じたくて旅に出るのだと思います。

今回旅した長野は国内ですが、生まれも育ちも関東の私にとっては知らないこと、違うことがたくさんありました。

高い山々が普通にそこにある生活。急斜面に張り付くようにして作られた家、畑。その急斜面で当たり前に農作業をしている老夫婦。リンゴ畑が広がる風景、ブドウ畑が広がる風景、ワサビ田が広がる風景は長野ならでは。冬になると雪が深くなる上高地には「冬用トイレ」がありました。松本市内にはキレイな雪解け水が湧き出る湧水地が所々にあってだれでも汲めるし、水道水さえおいしい。自然の中で生きている、そんなたくましい生活を感じられました。土地の人が話す方言もかわいかったです。

③その土地ならではのおいしい物が食べられる

これも旅の醍醐味の一つ。そこにしかない宿、そこにしかないお店。そこで過ごす時間もまたいい思い出になります。私はお蕎麦が大好きなので、毎食のように食べました。でも全然飽きませんでした。郷土料理の「とうじそば」という食べ方は、今回初めて知りました。ワサビを使った料理やマタギが取ったジビエを使った料理も堪能しました。旅はいつも食べ過ぎて太りますが、経験を優先したいので食べたいものは食べるようにしています。

④新しい経験ができる

「見るだけ」「食べるだけ」ではなく、「自分でやる」というアクティビティ性も思い出作りには重要なポイントです。海外だったらそれこそ「砂漠で野宿」だとか「値切り交渉」などそれこそ日本ではなかなか味わえない良くも悪くも新しい体験ばかりです。国内だったら、絵付け体験や染め物体験などに代表されるように、完成品だけでなくその過程にわざわざ参加することに価値を置くサービスが昔からあります。ラフティングでみんなの力で川下り、ハイキングで自分の足で山登り、馬に乗ってみる、お蕎麦を自分で湯がく、果物を自分で収穫する、普段はやらない・できないことも、旅先だからこそ待っている新しい経験です。

旅のデメリット

旅は新しい経験ができて刺激的なのですが、それが逆に「疲れ」にもつながるんじゃないかと。旅は確かに楽しみなのですが、早く家に帰りたい自分が出てくるようになりました。以下、最近感じるようになったデメリットです。

  1. 生活リズムが乱れる
  2. 自律神経が乱れる
  3. 食事の栄養バランスが偏る
  4. 羽目を外してしまう
  5. 体が疲れる
  6. 神経が疲れる

順に見ていきます

①生活リズムが乱れる

旅行中はいつもと違うタイムスケジュールで動くようになります。

家を出る時間も早いですしね。

それに例えば、宿によって、晩ご飯は何時、朝ご飯は何時、お風呂は何時まで、というように決まっているので、そのタイムテーブルで動かないといけません。

いつもだったら朝は何時に起きて、朝のルーティンをこなしてからブログを書いて・・・夜は何時ぐらいにお風呂に入って、何時に寝る、とだいたい決まっていますが、旅行中はそれとはまったく違ってぐちゃぐちゃになります。

それが次の自律神経の乱れなどにも関わっているのだと思います。

②自律神経が乱れる

私の場合、まるで小学生の遠足前日のように旅行前夜はドキドキワクワクして眠れなくなります。今回も真夜中に脳が旅行のことを考えてドキドキしてきて起きてしまいました。「どこに行こう」「何を食べよう」、一日の予定は大丈夫かと考え始めてしまいます。まったく、瞑想で練習している「動じない心」はどこへやらですww

以前は旅行中ずっと眠れなかった時がありました。ベッドや枕の変化、翌日のことなどを考えると目は開けられないほど眠たがっているのに脳が覚醒してしまって眠れないのです。そう考えると今は旅行中は眠れるようになったので、ちょっとはマシになったとも言えます。

また、旅行中は決まって便秘になります。私の腸は環境の変化に敏感なようなのです。いつもよりたくさん食べて飲んでいるのに出ない。結果、下っ腹はパンパン、顔も手足もパンパン、今はマスク着用が必須で本当によかったと思いました。

③食事の栄養バランスが偏る

いつもの腸活ゴハン(麹や発酵調味料を使った菌活、野菜と果物と食物繊維たっぷり飯)は、当然ですが期待できません。動物性たんぱく質、炭水化物、スイーツがどうしても多くなりますね。調味料も何を使っているのか不明で、出されたものを食べるしかありません。便秘の一因にもなっていると考えられます。

④羽目を外してしまう

「旅の恥はかき捨て」ではないですが、「旅行中だから」という免罪符でもって理性が吹っ飛び、ついつい食べすぎ、飲みすぎてしまいます。普段お酒を飲んでも肝臓のことを考えてちゃんぽん(お酒の種類をミックスすること)はしないのですが、ビール→日本酒→ワインなどちゃんぽんしてしまいましたね~。

あと「ここでしか手に入らないもの」という限定感に弱いww そこでしか体験できないサービス、買えないものがあったら、多少お値段高くてもGOサイン出しがち。まあ、「普段気をつけている分旅は思う存分楽しんでいい」と自分に許可を出していることのも事実なのですが、飲みすぎて二日酔い、食べ過ぎなのに便秘、「お高かったけど、どうしても欲しいものではなかったかも」など冷静に我に返ったときに反省してしまうこともしばしば。体調悪いと旅も十分に楽しめなくなってしまいます。

理性で欲望を「押さえつけている」と、こういう反動が起きちゃうんですよね。まだまだ修行が足りません。

⑤体が疲れる

朝に家(宿)を出てから、また家(宿)に着くまでは、基本的に動きっぱなしです。旅行は移動距離が長いです。車でも、電車でも、バスでも、飛行機でも、乗り物に長時間乗っているのって疲れませんか?それにいろいろ観光地を見て回るので、気づけば一日15000歩ぐらい歩いていました。日増しに筋肉痛の場所が増えてくるww

普段はヨガやウォーキングをしているのですが、それとは違う疲れ方です。やっぱり旅行中は普段と違う体力を消耗しているのだろうと思います。

それに、食べすぎ、飲みすぎも、体の疲れの一因になっていると思います。

⑥神経が疲れる

知らない土地でいつもと違う時間の過ごし方をするし、お宿も自分の家ではないので、基本的に緊張しっぱなしで神経が疲れます。

今回思ったのは、一日目は温泉宿に泊まりそこで夕食もいただいたのですが、ああいうお宿の食事って次から次へ出されるので、急かされているみたいな気分になりませんか?お食事自体は大変おいしいんです。でも、まだ前菜を食べているのにもうメインが運ばれてきたり、お鍋が出来上がってしまったりして、途中から「ゆっくり味わう」というよりも「急いでこなす」という気分で食べていました。「自分のペースでゆっくり食べたい」と思ってしまいましたね~。

あと、トイレ。これも旅行あるあるですが、行きたい時にトイレがないこともあります。トイレのことを考えてコーヒーや水分を控えたりもします。いつもトイレ探しをしている状態になり、行けるときはこまめに立ち寄るように。プチ・トイレ心配性になります。

それに、思わぬところで時間がかかってしまうというのもよくある疲れの原因。渋滞や行列による待ち時間、目的地を探して見知らぬ道をうろうろする時間、一方通行の罠など、やはり移動には緊張感が伴い疲れます。

おまけに今回は「コロナ対策もしっかりしないと」という緊張感もあったと思います。

まとめ

旅行は楽しいですが、今日は今回の旅で感じたデメリットもピックアップしてみました。

家に着いたときの脱力感と安心感といったらハンパなかったです。

緊張感が緩んで一気に全身の筋肉痛が増し、腸はお腹が痛くなって便秘解消、昨夜は泥のように眠りました。

今日からまた一日一食の腸活ゴハンに戻って疲れた内臓を回復、疲れた筋肉も回復させたいと思います。

いつもお家にいるときは旅行に行きたくなる、でも旅行に行くとお家に帰りたくなる。

旅行による刺激と、お家による安心感・安定感。

ないものねだりですね。

私の家はモノが少ないですが、私にとってそんなお家は心から安らげる場所。そんな場所があって本当によかったと思います。お家、大好きです。

 

この記事がお役に立てたら嬉しいです。

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