家庭菜園をするようになって、日々のゆっくり、しかし確実な、植物の変化と成長を見るのが毎日の楽しみの一つになりました。
ゴミ問題を考えるようになって、みかんの皮や玉ねぎの皮のような捨てて当たり前だと思っていたものさえ工夫次第で食材として食べてなくせることを発見、それがさらに進んで、再生栽培にも興味を持つようになりました。
再生栽培とは
例えば豆苗をスーパーで買ってきて、上の部分を切って食すと思いますが、根っこのところを捨てずに水につけてくと、また生えてきて食べられるようになるのは有名だと思います。豆苗のように水や土に根やヘタ、芯などからまた野菜を育てることを言います。「リボベジ」とも呼ばれています。
わたしが育て始めたのは長ネギ、小口 ネギ 、チンゲン菜です。
長ネギ
根がついたままのネギの、根から5~10cmぐらいを食べずに残しておいて使います。
まず、根っこが浸るぐらいの水につけておくと、中央からにょきにょきと新しいのが生えてきます。
ある程度伸びたら土に植え替えます。(キエーロの土を飲み物のパックに入れました)
緑の部分がさらに成長したら土寄せします。
今現在は土寄せして、さらなる成長を待っているところ。
元のネギよりは小ぶりになってしまいますが、どうやって食べようか楽しみが広がります。
小口ネギ
これも根から5~10cmぐらいを食べずに残しておいて使います。
根っこにスポンジがついていましたが、私はいずれ土で栽培したかったので根を傷つけないようにスポンジを外し、まずは水につけて様子を見ました。スポンジを外したことでばらけてしまうようになったので、軽く輪ゴムでまとめておきました。
水だけで育てたい場合はスポンジがついたままでもいいと思います。
やがて中央がにょきにょき成長し始めたので、それらの株をまとめて土に植えました。
小口ネギは一度植えるとずっと生え続けてくれるらしい。
料理にちょっとしたいろどりを添えるのに重宝する小口ネギは、一度にたくさんはいらない、栽培したらいつでも必要な分だけ使えて使い勝手がよさそうです。
チンゲン菜
普通にスーパーで売っていた根っこが切り落とされているチンゲン菜の根本3~5cmを食べずに残しておいて使います。
まずは根元が浸かる程度の水で様子見。
数週間すると、切り株から根っこが生えてきます!
根っこが生えてきたので、土に植え替えました。
「植える」というより土に「のせる」という感じです。
このまま根付いてくれますように。
まとめ
使用頻度が高く、簡単に再生栽培できるネギ類とチンゲン菜から再生栽培を始めてみましたが、どの子も本当にかわいいです♪
調べるとまだまだ簡単に再生栽培できる野菜があるようですし、最近では種なども採取して育ててみようかな~なんて考えるようになりました。
「1回食べて終わり」や「食べ切る」から「再生・生かす」に一歩進みました。
水と土と植物。
母なる地球。
全て私たちが生きる上でなくてはならないモノ。
恵みをもたらしてくれるもの。
その時期の空気や温度、虫や鳥とのつきあいもあるけれど、
そういう営み全てがワンネス(oneness)。
全てはつながっていて、人間もまた地球(宇宙)から生まれ、生かされているのだと実感できます。
植物の生命力に感動すら覚えます。
私のヨガ的生活に潤いと楽しみと栄養を与えてくれる植物たち。
すべての営みに、すべての命に、感謝。
この記事がお役に立てたら嬉しいです。
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