何も食べない「断食期」が終わり、徐々に元の食事に戻していく「復食期」。
固形物を口にするようになり摂取カロリーや栄養が増えるので、当然体重や体脂肪も増加するかと思いきや、さらに体重や体脂肪を減らしたり、リバウンドを防止したりできるんです。
ダイエット目的でなくても、これは嬉しいですよね。
実はこの復食期がファスティングの成否を握る重要な期間になります。
実際私は10日間の断食期に体重5kg、体脂肪4.3%減、そのあとの復食期に体重がさらに0.5kg、体脂肪はさらに2%落ち、トータル体重は5.5kg、体脂肪は6.3%落ち(年末年始に見事にリバウンドしたからですが苦笑)、体内年齢はなんと手持ちの体重計で19歳(!!)と表示されました。
今日は復食期に体重・体脂肪が減る理由について記事にしたいと思います。
復食期に食べても痩せる理由
復食期に体重・体脂肪が落ちる理由として以下のことが考えられます。
①むくみがとれた
②胃が小さくなった
③代謝がよくなった
④腸内環境が改善した
順に見ていきます。
①むくみがとれた
回復食を始めて数日間、むくみに悩まされていました。
関連記事→【ファスティング】10日間断食した後の復食期に起きたむくみの原因
10日間という長期間何も食べなかったため、再栄養症候群という状態になった可能性がありました。(みなさんはくれぐれも5日以上断食しないようにお願いします。どうしてもやるなら専門家や医師のサポートの下か、それもいやなら自己責任で)
それを改善するため、今日にいたるまで、回復食はむくみ解消に重点を置いた、消化のいい栄養バランスに優れた回復食を食べてきました。
食べ始めてすぐおしっこが頻繁に出るようになり、2,3日でだんだんむくみがおさまり、それとともに体重がさらに落ちました。水分が体内に溜まっていたのが出たので、体重が減ったと思われます。
②胃が小さくなった
水分しかとらない期間が10日もあったので、胃はきゅーっと縮んで小さくなります。縮みきると、もうお腹も空かないし、鳴りません。断食期が終わって小さくなった胃に食べ物を入れるようになっても、いきなりそんなには大きくなりません。すぐにお腹がいっぱいになってしまいます。ファスティング前が食べ過ぎて胃が伸びて大きくなっていたのです。要するにファスティング前に比べて食べる量が減っているので太らない、ということです。
③代謝が良くなった
ファスティングして体中のデトックスが行われたことで、これまでスムーズな代謝を阻害していた有害物質や栄養の摂りすぎによる不要物が排除され、さらにオートファジーによってミトコンドリアが生まれ変わったことによって、スムーズなエネルギー代謝が行われるようになったことも原因として考えられます。実際基礎体温が断食期間中から上がりました。ヨガと散歩も生活に取り入れています。基礎代謝が上がったことで、使いきれずに脂肪に蓄えられる余分な栄養がないだけでなく、足りない分は脂肪を分解して補給しているのではないかと思われます。
④腸内環境が改善した
腸活にいいという食事も普段から意識してはいたのですが、お恥ずかしい話ですが、ファスティング前はお通じが「排泄の時間」と言われる午前中ではなく、夕方ごろにありました。私は一日一食で、ちゃんとまとまった量の食事をとるのが昼食なのもあってか、そんなルーティンになっていました。時々毎日ではなく、一日おきになることもありました。
しかし、今回回復食を摂るようになってから、毎日排泄の時間である朝にお通じが来るようになりました。お通じの状態もとてもいいです。むくみ解消メニューが腸内環境改善にもよかったのかもしれません。とにかく、腸内に老廃物を溜め込むことなく毎朝スッキリ外に出せているのも、体重・体脂肪が減っているりゆうの一つかと思われます。
まとめ
復食期に食べる回復食、私はむくみ解消のために栄養バランスを考えた食材で作りましたが、それがリバウンド防止にも効果があったのではないでしょうか。
ちなみに今日で復食期8日目で、脂質はアマニ油を一日大さじ1程度とナッツをとるようになりましたがそれだけで、動物性たんぱく質、動物性脂質、乳製品、小麦、カフェイン、デザートやチョコレートなどの甘いものはとっていません。それも功を奏しているのだと思われます。
本当に復食期の回復食に何を食べるかは大事。
今回、改めてその重要さを身にしみて感じました。
もちろん、復食期が終わって通常の食事に戻ってからも、食事の量と質に気を付けることは大事。
せっかくキレイになった体内、せっかく減った体重・体脂肪、それらを台無しにしないように、日々の食生活を気を付けていこうと思います。
この記事が参考になったら嬉しいです。
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