2週間の不食的ファスティング終了◆冬やる場合の注意点

断食・不食

年末年始の暴飲暴食で酷使した内臓の休息・回復のために、2023年の一発目となる不食的ファスティングを行いました。今回は14日間(2週間)行い、今日は断食明けの「スッキリ大根」の日です。

 

不食的ファスティングってなに?と思われた方は、こちらの記事をどうぞ。

私が行っている「不食的ファスティング」のやり方

関連記事→「不食」と「断食」の違い◆人は食べなくても生きられるのか?

 

もう何度も(不食/断食問わず)ファスティングを行ってきたわたしですが、またまた新しい体験や実感を得ましたので、今日はそれについてご報告しようと思います。

寒い時期のファスティングの注意点

ズバリ、それは「寒さ」です!

開始すぐは消化器官が休まって非常に体調良く感じたのですが、そのあとは空腹よりも寒さとの戦いでした。

私の場合、ファスティングドリンクに味噌汁や甘酒、ホットレモネードなど温かい飲み物を取り入れていますし、水分補給も白湯、ルイボスティー、デカフェコーヒー、ココア、ソイミルクティーなどとにかく温かい飲み物ばかり飲んで暖を取るように努め、ヨガもして体をうごかすようにしていたのですが、それでもやっぱり普段より寒かった~。今回2週間でファスティングを切り上げたのも、10年に一度の大寒波に耐えられないんじゃないかと思ったからです。温かいものが食べたかった。

ファスティング中はどうしても寒さを感じやすくなってしまいます。食事を摂らないことで食事誘発性熱産生(DIT)が行われませんし、体の生命維持本能により生命活動に関係ない手足などの末端は後回しにされてしまうためです。

関連記事→ファスティング中に寒さを感じる理由と体を温める方法7つ

今回感じた体の異変

5日目あたりから、足の指(特に人指し指)が特に冷たく、「血が通ってないな~」と感じるようになりました。靴下2枚重ねでも、電気毛布でくるんでもなかなか温まりませんでした。そのうちしもやけのように痛痒くなり始め、「いよいよこれはまずいぞ」と。「なんとかしなくては」と。

ヨガの時やお風呂の時に足の指をとにかく動かすようにし、血流促進に努めました。その甲斐あってか徐々に症状は良くなり、後半は持ち直すことができました。

学生時代にダイエットが行き過ぎて拒食症になってしまった同級生のことを思い出しました。その人は足の指に血が通わなくなって腐食してしまい、最終的に切断したそうです。自分もヘタすればそうなってしまうかもしれないと本気で思いました。

頭では「人間食べなくても生きていける。大丈夫」と不食的思考になっているつもりでも、体はまだ食べ物を必要としているということ。食べ物からの栄養、消化器官を動かすことによる熱、代謝による熱を必要としているということ。食欲だって今は落ち着いていますが、普通にありますもん。今の自分の位置というか、そういうのを確認できたいい機会でした。

最後に

冬場にファスティングをされる方、特に5日以上の長期をお考えの方は、寒さに十分お気を付けください。

1~3日程度の短期間ならそれほど心配することはないと思いますが、それでも寒くてたまらなかったり、私のように何か体に異変を感じるようであれば、すぐに中断することをおススメします。無理してもいいことありませんし、「中断する」というのも勇気ある決断だと私は思います。健康になるためのファスティングで逆に具合が悪くなっては本末転倒ですからね。

そういえば昨年の冬のファスティング中は寒くてたまらなくて週2回サウナに通っていたことを思い出しました。

とにかく、冬のファスティング中の寒さには十分にお気を付けください。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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