ちょっと遅いですが、先日シソの実を収穫しました。
先日実家からまた秋の味覚が届いたのでそのお礼の電話をしたところ、収穫時期を過ぎていることが発覚しました。
シソの実の収穫
母曰く、シソの花が咲いて、その花が先端にちょっと残っているぐらいの時期にシソの実を摘むと柔らかくておいしいのだそう。残念ながら我が家のプランターにあるシソちゃんの花はもうとっくに咲き終わっています。そうなるとちょっと固くなってしまっているだろうけど、まあ食べられるだろうということで慌てて収穫しました。
先端をつまんで指でしごくようにするとぽろぽろと落ちました。例年なら夏の終わりにシソの実がなるころ、葉っぱを楽しみつくしたところで株を抜いて、プランターを冬野菜に明け渡す準備を始めるのですが、今年からはシソの実をこぼして春に自然に発芽させてみようということでそのままにしておいたのです。しかしふと、「こんなに実があるのに、これが全部発芽したら大変なことにならないか?」と思って母に聞いてみたのでした。1房も残っていれば十分とのことで、残りは全部収穫することにしたのです。
現在我が家に残っているのは1株だけ。だからそんなに大変じゃないだろうと高をくくっていたのですが、思ったより房がいくつもあって、単純作業と言えどそれなりに時間がかかりました。
シソの実の塩漬け
収穫した実はよく洗って、広げて、水気を切ります。
それを保存袋に入れて塩を適量入れ、よく揉みこんで冷蔵庫でしばらく寝かせます。そうするとシソの実の塩漬けの完成。冷凍保存もできるそう。
ゴハンのおともにちょうどいいですね!まぶしておにぎりにしてもおいしいです。
シソの実を植える
当初はシソの実をそのままこぼして発芽させる予定だったのですが、プランターを冬野菜に使いたくて、結局シソの実1房分を別の鉢に植えることにしました。シソは強いそうなので、こんなテキトーな扱いをしても大丈夫だと信じて。
最後に
我が家の食卓は、シソには本当にお世話になっていますね。夏は葉っぱをおいしくいただき、秋はこうして実をいただく。余すところなくすべていただいて、また来年の春、芽吹いてくれることを祈っています。
今回自分で収穫して分かったことがあります。それはたった一株だけと言えどそれなりに時間も手間もかかったのに、実家の大量のシソの実の塩漬けを作るのはそうとう大変だろうということ。母は毎年結構な量のシソの実の塩漬けを作っていて冷凍保存もしていて食べきれないほど。自分で収穫してみるまではそのありがたみに気づかず食べていましたね。愚痴も文句も言わずフツーにやってのける母に尊敬と感謝しかありません。こういうのが分かるようになったのも、家庭菜園のおかげですね。
自然の恵みはもちろん、作り手にも感謝の念をもってこれから食べ物をいただこうと思います。
最後までお読みくださってありがとうございました。
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