義両親が我が家の近くに引っ越してきました。
関連記事→義両親の引っ越し◆物件の下見に同行
物件が決まってから実際の引っ越しまでいろいろありました。
物件が決まってから契約まで、それから引越し当日の出来事について記事にしたいと思います。
物件が決まってから契約まで
すべての賃貸に当てはまるのかどうかわかりませんが、今回の物件はリフォームや清掃した後、契約前にもう一度最終確認したうえで契約締結、という流れでした。
義両親の代わりに私たち夫婦が契約前の物件確認に行きました。
最初見たときより内装がきれいになっていてほぼほぼ満足だったのですが、気になる点がいくつか。
- 寝室の部屋のクロスが歪んでいる(内装キレイにしたのにこれ?家具を置いてからじゃ直せない)
- 畳の床の一部に凹みがひどい部分がある(高齢者が蹴つまづく恐れあり)
- 浴室の天井に隙間が空いている(カビ、湿気、虫の侵入の恐れあり)
- 洗面台の収納の扉がガタガタする(もし扉が外れても、高齢者は修理するのが大変)
- 近隣住民が公共スペースに段ボール箱を山のように積んでいる(地震の際に逃げ道が塞がれる恐れあり)
全て気にしない人は気にしないと思うのですが、なんと言っても今日は契約前の最終点検。しかも住むのは高齢者。何かあってから自分たちで問題に対処するのは大変なので、今のうちに直せるものは直していただき、できるだけ完璧な状態のところへ入居していただきたい。
同行した不動産屋さんに伝えたところ、クロスは業者さんに聞いてみる、畳は表面を取り換えただけなので土台も変えられるか聞いてみる、浴室の天井の隙間はカビや虫対策のためコーキング剤で隙間を埋める、扉もねじを締めておく、公共スペースの段ボールは管理会社から撤去するように言ってもらう、とのことでした。
結局この日は契約書にサインはせず、賃料が発生し始める前日までにできるだけ問題点に対応してもらい、再度最終点検を行ったうえで契約することになりました。
そして2度目の最終点検。問題点はどうなったかというと
- 寝室の部屋のクロスが歪んでいる→直したそうだが、上からこすったせいか逆に黒ずみが目立つようになっていた
- 畳の床の一部に凹みがひどい部分がある→土台を変えると大掛かりになるということで、結局そのまま
- 浴室の天井に隙間が空いている→コーキング剤で隙間が埋められていて問題クリア!
- 洗面台の収納の扉がガタガタする→ガタガタしなくなっていて問題クリア!
- 近隣住民が公共スペースに段ボール箱を山のように積んでいる→積まれたまま、変化なし
5つあった問題の内、クリアしたのは2つだけ。まあ、壁紙はベッド置いたら隠れるかもしれないし、畳の凹みも慣れれば気にならなくなるかも。でも一番の懸念事項だった山積み段ボールは、管理会社から居住者に連絡したけどつながらなかったという。。。引き続き連絡し続けてくれるそうですが、本当に何かあってからでは遅いので、これまでの努力にお礼は述べつつもここだけは強めにお願いし、契約書にサインしました。
搬出・搬入日の出来事
さて、契約から間もなくして義両親の引っ越しが行われました。
搬出日、当初の読みでは15:00には作業が終わりこちらのホテルに19:00ぐらいに来られるだろう思っていたそうなんですが、実際には15:00までに作業開始と書かれていて、搬出作業が終わったのは18:30頃、それから移動してこちらのホテルに着いたのは21:00過ぎでした。しかも翌日の荷物の搬入は8:00ごろからスタートするというのです。
なので、出勤しなければならない夫に代わって私がカギを届けつつ、新居まで案内することになりました。
7:30にホテルまで迎えに行き、そこから新居まで移動。
新居に入って、エアコンをつけようとブレーカーを上げてもつきません。壊れてるのかな?と思って、他の電気もつけてみましたが、つかない。電気会社に連絡したか聞くと、「ガス会社には(新しくガスコンロをお願いしたから)連絡して、他はしてない」というのです。なんでも夫からガス会社が電気も扱っていてそこで頼むと割引になると聞いたから、開栓に来た時に話をしようと思っていた、とのこと。水道の会社にも連絡していない、と。
水道と電気はライフライン、夏の暑い時期にこれらが使えなかったら熱中症になってしまう危険性があります。
幸い朝なので窓を開ければ涼しい風が入ってきました。
そして幸か不幸か、8:00に来るはずの搬入トラックが大きくて道に入れず、荷物を小さいトラックに積みなおすので9:00ぐらいになるとのこと。
夫に状況を確認するため連絡したり、電気会社や水道会社の連絡先を調べたり、水の元栓があるはずの扉がロックされていて開かないから不動産会社に連絡したり、でも時間が早すぎてどこにも通じず困り果てました。始まる時間まで待つしかありません。
そうこうしているうちにトラックが来ました。
お片づけの手伝いを申し出たのですが、引越し業者がやってくれるし、細かいものは自分で片づけないと場所が分からなくなるからと義母が言うので、私は家に帰って電気会社と水道会社へ連絡することにしました。
いろいろありましたが、昼前には電気も水道も使えるようになり、一安心です。
結局、電気はガス会社がもう電気を扱っておらず、東電で契約したそうです。水道は元栓が開いていたようで蛇口をひねったら出たそうです(焦っていたので水が出るかどうか確認していませんでした…)。
昼過ぎには搬入作業も無事に終わったとのことでした。
最後に
夫は仕事帰りに私ががんばったご褒美にとケーキを買ってきてくれました♪
ちょうど甘いものが食べたいな~と思っていたので、いよいよテレパシーが通じるまでになったと本気で思いました(笑)
夫は「使う本人たちが連絡するでしょ」と思っていたため電気水道関係に連絡しなかったそうなんですが、今回のことで「もう高齢者なんだ」と認識を改めたようです。
夜に義母に電話して様子を聞くと、エアコンを一台追加したとか、BSが見られないとか、また新たな問題に直面しているようでした(笑)でも寝床だけは確保できたし、涼しい部屋で寝られるからよかったわ~とのこと。
早く生活が落ち着いて、新しい環境にも慣れたらいいですね。
これから高齢の義両親を支えつつの新たな生活は、大変なこともあるでしょうが、ちょっと楽しみでもあります。
せっかくご縁があって親子になったんですからね。
せっかく近所に住むんですからね。
見守りつつ、支えつつ、でも手出し口出ししすぎず、痒いところに手が届くように。
完ぺきには無理だけど、喜んでもらえること、私にできること、いっぱいしてあげたいです。
いろんな経験を一緒にして、いろんな思い出いっぱい作りたいです。
この記事がお役に立てたら嬉しいです。
コメント