【捨て活】納得して後悔なくモノを手放す方法

今日から3月ですね。最近あたたかくなり春めいてきましたね。

みなさんは、この春からご自身やご家族の新生活スタートですか?

生活が特に変わらない方は、春にどんなイメージを持っているでしょうか。

 

春は別れと出会いの季節と言われています。

新しくみずみずしい命が芽吹く季節でもあります。

最近私の中でもなにか「古く重い殻から脱皮して、新しい自分をスタートさせたい」という静かでピュアで芯のあるエネルギーを感じます。不食への道を歩き始めたこともそうです。

だからでしょうか、最近また捨て活がはかどっています。

今回は私にとって鬼門だった書籍類にいよいよメスが入りました。執着とは一旦はがれればあっけないもの。なぜあんなに「手放せない!」と思っていたのか謎ですらあります。

捨て活を始めてもはや7,8年目(たぶん)。ずいぶん時間がかかっていますが、いよいよ私の捨て活も最終段階に突入しました。捨て活と一言で言っても「ときめいたものを残す」とか「全出しする」とか「一日一捨て」とかいろいろなやり方があると思いますが、今日は私の捨て活の方法について記事にしたいと思います。もう大きい家具などは持っていませんし、モノもだいぶ減っているのでこれから捨て活を始めようという人にピッタリというわけにはいかないかもしれませんが、一事例としてお読みいただけると嬉しいです。

質問する

毎日いろいろなモノを見ると思いますが、目に入ったもの一つ一つに対して「これは”今”の”私”にとって”要・適・快”か?」と質問します。「要・適・快」はやましたひでこさんの提唱する断捨離で提唱されている残すものと手放すものを分ける際に使われる判断基準で、「要=必要か?」「適=適切、ふさわしいか?」「快=快適、心地いいか?」のことです。私もいつからかよく使わせてもらっています。将来の「いつか」の「だれか」ではなく、「今現在」の「私にとって」というのがポイントです。毎日使っているものならもちろん「Yes」とすぐ答えが返ってきますが、気をつけなければならないのは「慣れ」。無理やり使っている場合や古くなって機能が失われていることに気が付かない場合、持ちすぎている場合もあるので注意が必要です。

また、毎日ではなくたまに使ったり、季節ものだったり、それとも関係なく常にしまい込まれているものに関してはさらに注意が必要です。例えば冠婚葬祭用のものなどは妄信から「要る!」と返ってきそうですが、経年劣化して使えなかったり、思い込みである場合があります。

目につくところに置く

ちらっとでも「もうこれは必要ないかも」と頭をよぎったものは「手放し候補棚」を作ってそこに移すようにしています。そこは生活同線上にあり、よく目に入ります。しまい込んでしまうと存在を忘れて後回しになってしまいがちですが、こうして毎日目にするようになると、否が応でもそのものの存在を意識するようになります。

すると、無意識下でいろんな判断が始まります。

心の声を聴く

毎日捨て活候補を目にしていると、ある日「これはもういらない」などと心の独り言が聞こえてきます。存在を邪魔に感じ始めたりもします。それらのサインを逃さないようにします。そして、「なんで?」と理由を聞きます。すると「今の私には必要ないから」とか「もう古いから」とか「これから私が進みたい未来にそれは必要ないだろうから」とかの理由が返ってきます。こうなったものに関しては執着が離れ納得できたとみなし、「手放し確定物件」となります。

しかし「なんで?」と聞いてから「やっぱりまだ使うかも」「買うと高いしもったいないかも」などと思ったり、思い出を回想し始めてしまうようなものに関しては、まだ執着が残っていて手放すことに納得できていないということなのでそのまま残しておきます。

まとめ

はやくモノを手放してスッキリしたい気持ちはあるのですが、それを手放す決心がつかないことってあります。そんな時は、無理やり手放さない方がいいというのが私の結論。たしかに時間はかかるのですが、この方法でやるとあまり後悔や失敗がないように思います。モノが多いうちは「手放し候補棚」なんて作る余裕はなく、その場で質問→決断していましたが、逆に本当は必要じゃないものも多かったためサクサクモノが減りました。ある程度減ってからが正念場です。モノと心のディープな関係に立ち入り別れさせるのですからそれなりに時間を要します。もし勢いに任せて心が納得しないうちに手放すと、「捨てなきゃよかった」と後悔する場合があります。それをまた手に入れるためにお金と労力と時間を使うことになり、かえって執着が強くなり、逆効果です。それに長年の捨て活経験から、一度捨て活候補に入ったものは時間がたつにつれて執着がとれ、結局手放せるようになることもわかりました。本当は自分も「いらない」とわかっているのです。ただ、お別れする勇気が持てないだけ。心の整理がつかないだけ。だからそれまで、自分を信じて、焦らず待ってみましょう。そうやって決まったモノとは、気持ちよくお別れができると思いますよ。

 

この記事がお役に立てたら嬉しいです。

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