【ファスティング瞑想】欲を刺激する仕掛けいろいろ。刺激を交わすには?

ファスティング3日目です。

私の場合、いつも3日目、4日目あたりに①糖代謝から脂肪代謝に切り替わるため、②好転反応のため、眠気、だるさ、頭痛などに見舞われることが多いです。

今朝は眠気でした。朝の味噌汁を飲んだら急激に眠気が襲ってきたので、ちょっと朝寝してしまいました。在宅ワークで本当によかったです。

少し寝たらスッキリして復活しました。今はもう大丈夫です。

ということで、この記事はそれから書いています。

 

さて、みなさんは「特にほしいものじゃなかったのに、なんか気づいたら買っちゃった」という経験はありませんか?

今日はない欲を無理やりかきたてて「欲しい」に変える現代の仕掛けと、それを交わす方法について考えたことを書きたいと思います。

欲をかきたてる「仕掛け」

ざっくり言えば、2つ

  • 人間の五感を刺激すること
  • 損得感情に訴えること

が挙げられるかと思います。

人間の五感①視覚

  • テレビ(CM、番組、特集)
  • ネット(SNS、サイト、広告)
  • 家族や他の人が食べている料理
  • 郵便受けに入っているチラシ
  • 看板
  • レストランの前に飾られた写真、サンプル
  • キレイな盛り付け、ディスプレイ
  • スーパーの色味が強い魚、肉、惣菜
  • 料理を作ったり提供したりする際のパフォーマンス

食欲以外も同じです。

服、化粧品、家具、雑貨など「これを使えば理想のあなたになれますよ」という理想を上述の方法で見せること

見た目のデザインやラッピングのかわいさも大事。

目からの刺激が大部分を占めているので、結構これでやられることが多いですね。

人間の五感②嗅覚

お店の前を通ったとき、おいしそうなにおいがぷ~んとして、思わず引き寄せられてしまった、なんて経験はありませんか?

嗅覚は少し離れていても刺激することができます。

うなぎ屋、焼肉屋、焼き鳥屋など「煙系」のお店はもちろんのこと、駅中にあるシュークリームなどのスイーツ店、パン店など「焼き系」も、おいしそうな匂いで買うつもりのないモノ、食べるつもりのないモノに引き寄せる作戦で大成功しています。

お菓子も包みをあけたとたん、食欲を刺激する匂いが漂ってきます。

家にいたって、ご飯が炊ける匂い、味噌汁の匂い、料理の匂い、それらは全て刺激になりますね。

モノも匂いを大切にしています。

柔軟剤は匂いアピール。お店に行けばアロマディフーザーで焚いた匂い、香水などのサンプル、消しゴムなどにも香り付きがありますね。

人間の五感③聴覚

  • まな板のトントンと何かを刻む音
  • お肉がジューッと焼ける音
  • 揚げ物するときのパチパチ油が跳ねる音
  • 麵や汁物をすする音
  • カリッ、パリッと歯ごたえのいい音

これらも想像力を掻き立て「おいしそう」と思わせます。

後はセールスマンのセールストークもそうですね。彼らは商品のいい所を実にうまくアピールして、「買おうかな」という気持ちにさせます。

店内アナウンスも「今日特売」「今だけタイムセール」と言われると、思わず「お得」と思って特に欲しいと思っていたわけではないモノでも買っちゃったりします。

人間の五感④味覚

これはもう、言わずと知れた「試食」です。スーパーの試食コーナーは視覚、嗅覚、ときどき聴覚、そして味覚を刺激して、購買意欲を掻き立てます。

人間の五感⑤触覚

例えばモフモフ、プニプニの手触りのモノは人気があります。

夏はサラッとした質感の服も。

「これを身につければ気持ちいい」という感覚に刺激を与えるわけです。

また、人は重いものより軽いものを好むので、昔のケータイ、布団、最近ではお皿なども、軽量をセールストークにしていたりします。

損得感情に訴えること

「期間限定」という言葉に弱いのは、まさに「今を逃したらもう手に入れられない」という感情に訴えるからです。

同じような言葉に「今だけのチャンス!」「〇〇しないとソン!」「〇〇がおトク!」などがありますね。

「無料」=「おトク!」と飛びついて、逆に高いものを買わされた経験はありませんか?

また、人間は得ることよりも損する方が痛みを感じると言われています。だから例えば割引券やポイントの有効期限が近付いているならば、何かに使わないともったいない、損する、と考えて、要らないモノも買ってしまう。

保険なども「入らないと不安」「今まで払ってきた保険料、途中解約すると損する」という「不安」「損する」という感情に働きかけて契約を継続させているわけですね。

刺激を交わす方法

私たちの周りには、あらゆる手段を使って欲を刺激して買わせようとする仕掛けがいっぱいあります。

資本主義社会ですから、モノやサービスを売って、消費して、そうやって経済を回していますからしょうがないと言えばしょうがない。

思えば、私はテレビでよく食べ物系の番組を見ていました。先日の「食欲はあるけれど、食べたいものはない」という状態は、無駄に食欲が刺激されていたのかもしれません。

これだけあちらこちら、あの手この手で刺激があると、うっかりすると、本当に簡単に欲は刺激されてしまいます。

欲に振り回された結果、落ち着いてから思うことは「なんで買っちゃったんだろう」という後悔。お金は失うし、体重は増えるし、特に必要ではないモノが家に増えてゴミ化するし、いいことないです。

「できるだけ刺激から距離をとること、ふれないこと」

これが一番確実で誰でもできる方法じゃないでしょうか。

家にいることが多いなら、なるべくテレビやラジオ、Youtubeをつけない、SNSなども必要最低限だけにする、ネット広告は素早く閉じる、見ないようにする、などですかね。

外にいることが多いなら、商業施設に近づかないことが一番。道はできるだけお店のないところを通りましょう。ただでさえ、あちらこちらに広告がある世の中なので、避けられるものはできるだけ避けます。

「刺激に反応しないこと」

これはなかなかの高等テクニック。分かっていても難しい!

刺激を受けても反応しない、他人事みたいに「ふーん、自分には関係ないけど、なにか?」ぐらいのスルー力を身に着けることができたら最高です。欲をコントロールできるようになったということですから。

まとめ

きょうは欲を刺激する仕掛けと、それに対する対処法をご紹介しました。

私もまだまだ全然欲をコントロールできるようになっていませんが、壁にぶつかりながら、失敗しながら、それでも前に進んでいきたいと思います。

 

この記事がお役に立てたら嬉しいです。

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