だんだん蒸し暑くなってきましたね。
皆さんは衣替えはお済でしょうか。
衣替えのタイミングでしていることはありますか。
今日は衣替えの際に私がしていることについて記事にしたいと思います。
衣替えのタイミングでしていること
- 状態の確認と選別
- お手入れ(染み抜き、毛玉取り)
- 捨て活
順に見ていきます。
状態の確認と選別
これからしまい込む服や靴(今だったらこれまで着ていた長袖服やボトムス、スニーカーやパンプス)の状態を確認します。例えば毛羽立ちや毛玉、穴あき、色褪せ、襟元やウエストのゴムの伸び具合、色素沈着、生地が薄くなっていないかなどです。靴なら汚れやスレ、穴あき、靴底やかかとのすり減りなどを確認します。使用中というのはこういったことに意外と気づかないもの。「こんなヨレヨレの着ていたのか!」「こんな状態の靴履いてたのか!」なんてことも。ですから衣替えのタイミングで一度じっくり手持ちの服(靴)を観察する時間を設けます。ここで以下のような選別が行われます。
- ①状態がいいしこれからも身に着けたいと思ったもの→洗濯してそのまましまう
- ②まだ身に着けたいけどお手入れが必要なもの→お手入れしてからしまう
- ③状態はいいけどもう身に着けないだろう(あるいは身に着けなかった)もの→捨て活
- ④状態が悪くてもう身に着けられないもの→ウエス、または廃棄
目標は④です。④になるまで使いこんだらモノも幸せでしょう。
関連記事→布類もすぐには捨てない。最期はウエスになって布生を全うしてもらう
お手入れ
②になったものはお手入れしてからしまいます。
私がよくするお手入れは、「染み抜き(漂白)」と「毛玉取り」です。
染み抜き
襟、袖口、脇など、どうしても汚れが取り切れない部分があります。なので衣替えでしまう前に、染み抜きや漂白をします。私は酸素系漂白剤を使ったり、襟などはシリコン製のたわしで石鹸付けてゴシゴシ洗ったりします。普段はなかなか面倒でここまでできないですのでね。「いつもありがとう。これからもよろしくね」の気持ちを込めて、1年に1回か2回だけのスペシャルサービス。これをすると、服がワントーン明るくなって、ちょっと嬉しそうです。
毛玉取り
これも普段は気が付かないで着ていることが多いんですよね。生地にもよりますが、付くヤツは付きますwwなので、やはりこのタイミングで毛玉をとってからしまうようにしています。そうすれば次のシーズンで着るときに気持ちいいですからね。毛玉取り器は100円ショップで買ったモノを使っています。生地がよれると巻き込んで穴が開いてしまうので、そこだけ要注意。
捨て活
③の「捨て活」が一番避けたい結末です。状態はいいけどもう身に着けないだろうと思うものは、残念ですが手放します。④の「使い切る」ことを目指しているので、これは結構悔しいです。
関連記事→「使い切る」ということ。モノを所有した責任は最後まで
「まだ使えるのにもったいないから」といって、そのまま持ち続けても結局もう身に着けないのはわかっています。身に着けないのには理由があるんです。そのことにちゃんと向き合って次に同じような失敗をしないようにすることが、この服(靴)から得た学びを活かすことになるのではないかと。
今回も残念ながらまだ使えるけど手放すことを決断しリサイクルショップに持っていったモノがいくつかありました。
最後に
捨て活の大変さ、お手入れの大変さを感じるたびに、服や靴を持ちすぎないようにしようと強く思います。
お手入れには手間も時間もかかるので、持ちすぎていると大変です。でも実は私はお手入れが嫌いじゃないんです。気に入っている服をお手入れしていると、「出会えてありがとう、いつもありがとう、これからもよろしくね」と感謝の念が湧いてきますし、次のシーズンに着るときも気持ちいい状態でスタートできますからね。
また、毛玉を取るときはそれだけに没頭できるので、意外に瞑想効果があってリラックスできるんですよww。でもこれも少量だからそう思えるのであって、たくさん持っていたら一つ一つと向き合うこと自体不可能なのでこうは思えないでしょうね。
捨て活の世界には「one-in, one-out」(1つ迎え入れたら、1つ手放す)というルールがありますが、私の場合は「two or three-out, one-in」(2つか3つ手放したら、1つ迎え入れる」なんなら「zero-in」(新しく迎え入れずに今あるものを使う)ぐらいがいいです。これまでこの方法で時間をかけてじわりじわりと減らしてきました。が、まだ「必要最小限」よりはちょっと多く持っています。人は飽きる生き物で新しいのがすぐ欲しくなるし、体は一つしかないので一日に何回も着替えるのでない限り、そんなにたくさんはいらないんですよね。
今持っている服や靴はできるだけ捨て活しないで、お手入れしながら最後まで使い切りたいと思っています。
この記事がお役に立てたら嬉しいです。
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