2024年元日の地震が教えてくれたこと

生活

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

元日から能登半島地震が起き、翌日には救援に向かう予定の自衛隊機が羽田で衝突・炎上という波乱の幕開けとなった2024年。

地震で被災された方々、また亡くなられた方々には心より哀悼の意を申し上げます。

 

今年は早起きして初日の出を見に行き、いつもとかわらない平和な日々、健康、幸せを祈ってきました。

朝焼けに赤く染まった富士山も見ることができました。

日本中が新年を祝う最中に起こった地震。そして津波。

元旦の地震が教えたこと

元旦の地震は、私たちに、いかに何もない普通の毎日が幸せかをしみじみと感じさせました。

今の日本は豊か&平和になりすぎて、幸せが感じられない、幸せがわからなくなっている人も少なくないのではないでしょうか。毎日ただなんとなく生きていていたり、現状に不満を持って「もっともっと」と求めている人が多い印象です。あるいは自然や地球を人間が支配・管理しているかのような昨今の行い。

そんな平和ボケ、幸せボケして支配者気取りの我らに新年にガツンと目覚めの一発を食らわせたというか。もちろん地球は「こらしめてやろう」なんてありません。ただ淡々と地球の活動を続けているのみなんですけどね。

 

  • 家があり、寒さ雨雪風がしのげること
  • 電気・ガス・水道のライフラインがあること
  • 道が通れること
  • 食べ物・飲み物が簡単に手に入ること
  • 家族が集まって笑い合えること
  • なんの心配もなく暮らせていること
  • もうすでに十分持っているということ、幸せだということ

 

本当は天災が起きなくても「何も起きない日常こそが奇跡」「生きている」のではなく「地球に生かされている」と感謝の心を持って、謙虚に生きられればいいのですが、そういうことを忘れがちなんですよね、人間て。傲慢になりがち。だから、こういうことが起きると否応なく思い知らされます。

圧倒的な地球のエネルギーの大きさ

ちっぽけな人間の力

悲しいし、苦しい出来事ではありますが、改めて本当に大切なコト、本当の幸せとは何かを考えさせられました。

対策と生き方

そして、こういった天災はいつどこでどんなときに起こるかわからないということ。

この機会に備蓄や防災を再確認しないと。今回特に思ったのは最低限電気、水、トイレがあれば、まあ2,3日は(サイアク食べなくても)どうにかなるかと。

そして家にいるときに被災するとは限りません。暗くなってから外で地震に遭って、家まで歩いて帰ってくることを考えたときに、簡易トイレやライトを携帯しておけば、たとえ停電の中長距離歩かなければならなくなっても何とかなるかなと。

家の中ではできるだけ被害を少なくするために、高いところに重いものを置かない(降ってきたときに直撃するのを避けるため)、家具は固定する、そもそもモノを減らしておく、などの基本的なことを再確認しました。

できるだけの対策をしたら、あとはもう忘れて、毎日楽しく何も起きなかった一日に感謝して過ごすこと。

どう生きたいか、どうありたいか

わが家は毎年元旦に新年の目標を立てるのですが、今回はいつもより真剣に、そしてはっきりと、今後の「目標」というよりむしろ「生き方」を見据えることができました。いつもは思考や環境からなんとなく決めていたのですが、今年は自然と浮かび上がってきて「これだ!」と定まった感じ。

私は今後の人生、お金に頼らなくても、どんな状況であっても、笑ってたくましく生きられる人間になりたい。そう思いました。

そうなるとやはり地に足ついた生活力。ちゃんと自分の力で衣食住を整えること。自分の手で掃除し、自分の手で洗濯し、自分の管理できる範囲で服を持つこと。自分の力で食べるものを作ること。不食になれば、災害時に食料がなくても余裕で生きられます。最強!

なんでもお金に頼らず自分の力でなんとかできることが分かれば、自分を信じられます。何かあった時にもそんなに動じなくて済みます。生きる力が湧いてきます。

Enjoy your life「あなたの人生を楽しめ」という言葉にあるとおり、いいことも悪いことも、喜怒哀楽の感情もすべては「経験」。この肉体をいただいてこの世に生まれてきたからこそできる「経験」を楽しみたい。そんな人間になりたいです。

思えば、不便な田舎で生まれ育ったことも、途上国数か国で生活した経験も、モノや心のゴミを捨ててシンプルライフの小さい暮らしになったことも、ヨガや瞑想、腸活を実践し、不食に憧れたこともすべて、そこから始まったことなのだと、すごく腑に落ちました。

元旦の地震が、私の奥底に埋もれていた本当の願望に気づかせてくれました。

そうなれるよう、日々精進していきたいと思います。

私のお正月

私は関東に住んでいて、両家の実家も関東なので、家族みんなで集まってお正月を過ごすことができました。

初詣に行き、おみくじを引いたら夫婦そろって大吉。いい一年になりそう。

最後に

今年も毎日のお掃除と瞑想で心を整え、ヨガと腸活で体を整え、ゴミをできるだけ出さず、少しだけ食べて少しだけ持つ小さな生活を、感謝の心を持って送りたいと思います。

それがもし天災が起きたときにも、きっと生き残れる術だと思うので。

もし誰か大切なだれが亡くなっても、受け止められる術だと思うので。

そして、生かされている私は、私が被災地のためにできることをやろうと思っています。

 

最後になりますが、日本中の、世界中の皆様が、どうかこの元日の地球からの教訓を生かして、世の中で何が起ころうとも、せめてご自身の周りは幸せな一年になりますよう。

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