実家は物置ではない
一人暮らしや結婚などで
実家を出た後に
自分のものが実家に残っていませんか?
私はかなり残していましたが
ヨガ的生活をするようになって
ミニマリストやシンプリストの考え方に触れたりするようになって
だんだん
「実家は物置ではない」
と思うようになりました
そして少しずつですが
実家に帰るたびに
片づけをするようになりました
これまで何年もかけて
少しずつ片付けて
今回でいよいよ最後です
手放す
存在すら忘れていたもの
もうこの先使わないであろうもの
そういったものは捨てるか
リサイクルに出すか
誰かもらってくれそうなら
もらってもらうかして
手放します
引き取る
すぐに「捨てる」と判断できないものは
とりあえず一旦我が家に引き取ります
今回は本がほとんどで重かったので
宅配便で送りました
送料がかかりましたが
自分のものなので責任を自覚するためにも
潔く払いました
払うのが嫌だったときは
空のリュックやスーツケースを持って行って
パンパンに詰めて帰ることもありました
母は私のものがなくなるたびに
最初は「寂しい」と言っていましたが
だんだんそれにも慣れて
今では空いたスペースに
母のものが入っているところもあるし
広々とした空間はそのままに
何も置いたり入れたりしていないところもあります
私が帰ったら
その何もない部屋で寝ます
クローゼットに何もない部屋は
まるでホテルのようで気持ちがいいです
それでも残してきたもの
私が片付けていたら
父がやってきて
「こんなの見たことない」と言って
小中高大のアルバムを見始めました
そういえば、父に見せたことないかも(苦笑)
子育て真っ只中のときは
そういうのにあまり興味がない父でしたが
やはり年を取って
「あの頃」を懐かしく思うのでしょう
父のリクエストで
アルバムは実家に置いておくことにしました
もう一つあります
それは「本」です
甥っ子姪っ子が小学生になって
本を読むようになりました
私が子供のころに読んでいた
『モモ』とか『星の王子さま』などの名作は
ずっと手放さずにとってあったので
そのままおさがりで読んでほしいと思って
おいてきました
興味がなかったりよんでしまったりしたら
だれかにあげてしまってもいいと思っています
なにはともあれ
これで私が勝手に実家に置いておいたものは
すべてなくなりました
『実家の物置化』をようやく終わらせることができました
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