他人と自分を比べてしまって、劣等感を感じている人、いませんか?
私がめちゃめちゃそのタイプでした。
「比べても意味がない、私は私」と頭では思っているのに、ふと気が付けは比較して相手をうらやましがったり、自分をさげすんだりしていました。なんでほかの人のようにできないのだろうと悩んだり、できない自分に腹を立てたり、挙句の果てにそのように生んでくれなかった親のせいにしたりしていました。
先日瞑想していたときに、あるイメージがふっと降りてきました。
それですべてが分かって、本当に心から比較することは無意味だと腑に落ちたんです。
今日はそれについて記事にしたいと思います。
降ってきたイメージ「地球パズル」
それは地球のパズルで、丸い形をしています。
私たち地球に暮らす1人1人がその地球を構成する1ピースなんです。
パズルのピースって、みんな形が違いますよね。
デコボコ具合がみんな違う。それが私たち1人1人の個性。
同じピースが2つあってもいけないし、1ピースかけてもいけない。
そのピースが左右上下全部つながって初めて、地球を形作るんです。
理系が得意な人もいれば、文系が得意な人もいる。
運動が得意な人もいれば、勉強が得意な人もいる。
話がうまい人もいれば、人の話をよく聞く人もいる。
人を引っ張るリーダー的な人もいれば、人をサポートするのが得意な人もいる。
超美人でスタイルいいモデルさんもいれば、ぽっちゃり癒し系の人もいる。
インスピレーションで作品を生みだす芸術家もいれば、論理的に考えるのが得意な人もいる。
広げるのが得意な人もいれば、細部に気が付く人もいる。
相田みつをさんの言葉どおり「みんな違って、みんないい」し、そうじゃないと困るんですよね。
要は、1人1人が自分の個性を十分に理解し、それを生かすことが大事なんです。
私には私の地球における役割がある。
あなたにはあなたの、あの人にはあの人の役割がある。
ただ、それだけだったんです。
比べても、意味ないですよね~。
自分のデコボコを大切に
私は足が短いとか、鼻が低いとか、胸がないとか、外見的なことでめちゃめちゃ悩みました。
数学ができないとか、英単語が覚えられないとか、勉強のことでもめちゃめちゃ悩みました。
人見知り、緊張しい、小さいことが気になってしまうなど、仕事でも悩みました。
でも、だから何だというのでしょう?
私の役割は見た目が重要な芸能人やモデルではなかったということ。みんなが芸能人のようにきれいでかわいくスタイルよくなる必要はないのです。
みんなが東大行くような頭の良さを持つ必要はないということです。
みんなが同じような仕事のスキルを持つ必要はないということです。
苦手なこと、上手にできないこと、難しいことはパズルのピースの凹んだ方。
得意なこと、上手にできること、簡単なことはパズルのピースの凸の方。
自分の凹んだ部分にぴったりはまる凸を持った人が必ずほかにいて、自分をサポートしてくれるから、ここを埋める必要は全くないんです。
逆に自分が簡単にできて得意なことが、誰かほかの人の役に立つんです。だから、こっちをみつけて一生懸命伸ばさないと。
逆にどこにも凸凹がないツルツルのパズルのピースがあったらどうでしょう?どこにもはまりませんね。
みんながみんな、自分のデコボコの個性を認め、できないことはできないと言い、自分の持っている強みを生かすことができれば、自分と人を比べる必要は全くなくなります。自分らしく生きることができればピースはつながっていきます。
そう、「自分らしく生きる」。
SMAPの「世界に一つだけの花」の歌詞のとおり「その花を咲かせることだけに一生懸命になればいい」「もともと特別なオンリーワン」なんですよ。
まとめ
この地球パズルのイメージが降ってきて、本当にラクになりました。
そして他人に対しても、その人の個性を尊重することができるようになりました。
日本人は特にパズルのピースの凹んだところを埋めようとするかわりに、自分の強みである凸が分からない人が多いように思います。それは教育や環境のせいもあるかと思います。しかしだからこそ、自分で自分を知る努力が必要かと。
自分をよく知ること。人の目を気にする代わりに、もっともっと自分の心の声をよく聞くようにしましょう。好きなコト、得意なコト、人より簡単にできることなどを書き出してみるといいと思います。
劣等感も優越感もなくなり、それぞれの個性が尊重されるような地球になってほしい。さらに人以外の動物、植物、魚、虫、この地球上にあるものすべてのピースがつながることができれば、とても素晴らしい一つの地球というパズル作品が完成すると思います。
この記事がお役に立てたら嬉しいです。
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