秋のはじめに植えた冬野菜に、ビーツがありました。
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ビーツは9月中に種をまいたら、11月~12月に収穫時期を迎える野菜だそうです。
しかし、我が家のビーツは葉っぱは大きくなるのですが実が全然大きくなりませんでしたので、とりあえず放置していました。
しかし、さすがにもう春。暖かくなってきて新しい葉っぱに生え変わり始めました。
これって、どうなの??と思い、試しに抜いてみることに。
収穫したビーツ
試しに収穫したビーツは、根っこは立派に張り巡らされていたものの、案の定ほとんど膨らんでいませんでした(苦笑)秋・冬の半年待ったのに膨らんでいないのなら、もうこれ以上待ったところで期待できません。すべて収穫することにしました。
思えば、そんなに大きくないプランターなのに、欲張って植えすぎていたのだと思います。成長に必要な間隔・栄養が足りなかったのだと反省。しかし、きちんとふくらみはしなかったものの、色はしっかり赤くてビーツ。試しにちょっとかじってみたら、味もしっかりビーツ。頑張って育ってくれたので、葉っぱも茎も余すところなくすべて食べることにしました。
よく洗ってから、実、茎、葉っぱに分けて、それぞれお料理に使うことにしました。
ポーランドのスープ「バルシチ」
そもそもビーツは夫のリクエストで植えたもの。夫は昔食べた「バルシチ」という料理を食べたかったようです。「ボルシチ」はロシアの煮込み料理ですが、「バルシチ」はポーランドの料理で、ビーツを煮だした具のないスープで、全然別物。
調理は夫に任せたのでよくわからないのですが、実を細かく切ってキノコと共にお湯に投入。塩コショウ、ハーブなどで味付けして、最後に濾していました。味はビーツの甘さと香りが引き立ちおいしかったです。
ビーツの茎を使ったピンク・パスタ
ビーツの茎はパスタに使いました。オリーブオイルでソテーして、アサリと一緒に酒蒸ししてソースを作ります。そこにちょっと硬めに茹でたパスタを少量のゆで汁と共に入れてからませると、パスタがピンク色に。ブロッコリーも投入して、塩麹で味を調えたら、ピンクと緑の色鮮やかなパスタができました。茎しか使っていないのにちゃんとビーツの甘みがしておいしかったです。
ビーツの葉を使ったポテト・サラダ
ビーツの葉はポテトサラダに使いました。レンジで数分加熱してしんなりさせた後、お酢でひたひたにしておきます。そうすると葉っぱから赤みが出てきます。
お好みのお芋(ジャガイモでもOK。我が家はストックしてあった里芋を使用)をレンチン、茹でる、蒸すなどして柔らかくして皮をむいてつぶしたところに、ビーツの葉っぱをお酢ごと投入。バルシチで煮出した後に出たビーツの実も、もったいないので刻んで入れました。あとは欲しければお好みの具材(コーン、ツナ、ハム、きゅうりなど)を追加し、、塩麹、コショウ、マヨネーズで味付けして完成。これまたピンクの色鮮やかなポテトサラダができました。
まとめ
半年も待ったのに、1回お料理に使ったら終わってしまいました・・・悲しい(´;ω;`)
でも、実も茎も葉っぱもすべて使って3品も作れたし、ビーツを堪能できた一日だったので満足しています。
何よりこの半年、成長を見守る喜び、そして収穫の喜びを与えてくれて感謝しています。
初めてのビーツ栽培は失敗してしまったけど、これを学び&教訓とし、来年は欲張らず一株一株大きく成長させようと思います。
自分で育てたものをいただくのは格別で、とても贅沢だと感じます。植物を育てるのは楽しくもあり、難しくもある。そういうのも含めて「生きる」「生かされる」という意味を教えてもらっているように感じます。
この記事がお役に立てたら嬉しいです。
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