先日読んだショッキングな記事をきっかけに、「お金→モノ→ゴミ」という一連のモノの人生「モノ生」の流れの見直しを行っています。
きっかけとなった記事→【捨て活・考え方】「使い切る」ということ。モノを所有した責任は最後まで
我が家では今年、黒土の中の微生物が生ごみを分解してくれる装置「キエーロ」を導入し、それから一気にゴミの量が減りました。生ごみはもうほとんどキエーロにおまかせで、とても満足しています。
参考記事↓
モノの人生である「モノ生」を考えるようになり、我が家の生ゴミの半分の割合を占めている「コーヒーかす」は、キエーロに行く前に再利用してもう一働きしてもらっています。
参考記事→【生活】我が家のコーヒードリッパーとコーヒーかすの再利用方法
さて、我が家の生ごみ処理を一手に引き受けてくれている生ごみ処理機「キエーロ」ですが、実は分解するのが苦手なモノもいくつかあって、そのうちの一つに「柑橘類の皮」があります。分解できなくはないのですが、スピードが遅い。
今日は、そんな柑橘類の中でも日本の代表格の果物、「みかん」の皮について記事にしたいと思います。
みかんの皮の捨て方に迷う
冬の果物といえば、やっぱりみかんですよね。
安いしビタミンC豊富だし、私も毎日食べています。
毎日食べると大量に出るのがみかんの皮。
でもこの皮、キエーロは分解が苦手なんです。
「ゴミも減らしたいし、何とか使えないかな~」
以前、それこそみかんの皮をはじめ柑橘類の皮を使ってお掃除スプレーを作って使っていたことがあり、それはそれでよかったのですが、やはり最終的に皮はゴミになるんですよね~
「みかんの皮も、食べてなくせないかな?」
私は基本的に果物は皮ごと食べる派です。果物は実よりも皮、皮と実が接しているところに一番栄養があると言われているし、皮も食べた方が風味が強くておいしいので、食べられるものは農薬除去処理をして丸ごと食べています。
ということで、そのまま食べてみました。食べられなくはないですが、みかんは実だけの方がおいしいです(苦笑)かといって、最後に皮だけ食べてもあんまりおいしくない(苦笑)
「そういえば、七味とかにみかんの皮が入っていた気が」
乾燥・粉砕したみかんの皮が七味に入っていたことを思い出して、「乾燥させて砕いたら食べられるんじゃない?」と思い、やってみることにしました。
みかんの皮の食材化
やりかたは簡単。
食べた後に出たみかんの皮を、屋外に置いたザルや干し網に2,3日置いて乾燥させるだけ。

カラカラ乾燥したものをとりあえず保存袋に入れてしけないようにしておきます。常温でも問題ないですが、冷蔵庫の中は乾燥しているのでいいかもしれません。
ある程度まとまった量になったら、それを袋の上から手で揉んで小さく砕き、それを料理に使ってみることにしました。
乾燥みかんの皮を使った料理
①ふりかけ

我が家でいつも作っている昆布、鰹節、ショウガなどを醤油や味醂で煮たふりかけに風味付けとして入れてみました。
みかん皮は水分で戻されて柔らかくなり、爽やかな香りがして、とてもおいしい!
②餃子
次は餃子のたねに入れてみました。
肉、キャベツなどのベースのたねに、みかんの皮を砕いたものを混ぜます。
オレンジ色の見た目も爽やかなたねができました。

皮で包んでからもオレンジ色が透けて見えていてかわいいです。

焼いて食べたら、やっぱり爽やかでおいしい!
肉入っていないんじゃないかというぐらい、さっぱり爽やかで、いくらでも食べられてしまいます。
結論
みかんの皮は食べられる!というか、立派な食材!
これからもっといろんな料理に使っていきたいと思います。
まとめ
今日はみかんの皮の再利用方法について記事にしました。
キエーロがあるとはいえ、ゴミの量自体を減らしたいと思っていたので、今回は食べてなくせる方法を見つけられてよかったです。
そういう意味でも、食べ物などの有機物は我々の血肉になるなり、堆肥になって土へ返るなりしてゴミにはならないので素晴らしいですね。
逆にプラスチックや缶などの工業製品は自分の力で分解できず、(リサイクルされるとしても)ゴミとして出すしかないので悔しいです。
これからも我が家から出るゴミをできるだけ減らし、ゴミの行きつくその先も考えて行動していけたらと思っています。
この記事が参考になったら嬉しいです。
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