【ファスティング瞑想】お腹いっぱいなのにまだ食べたい。食欲はどこから来るのだろう?

ファスティング2日目です。

今朝は50分のヨガレッスンのほかに、90分ほど自主練ヨガをしました。まだ体はだるくなく、動かせます。

昨日よりお腹がグーグー鳴って、のどが乾くようになってきましたが、水分たっぷり補給しているので大丈夫です。

実は、ファスティングをしている間は食欲がそんなにわいてきません。お腹はすいているのに、です。

むしろ、ファスティング前の普通に食べられている時の方が食欲がコントロール不能に陥りました。

食欲はどこから来るのでしょうか?今日はそんなことを記事にしたいと思います。

仮説①脳がストレスから逃避しようと「快」を求める説

以前こんな記事を書きました

参考記事→腸は脳より賢い!暴飲暴食を防ぐ方法

脳はストレスにとても弱く、ストレスを感じるとできるだけ早く「快」の感覚、すなわちアドレナリンを放出してストレスから逃げようとします。その「快」を手っ取り早く感じられる方法の一つが食欲というわけです。

特に糖質、脂質、塩分がたっぷりの脳にガツンと刺激がいく食べ物が大好き。最近の激辛ブームもおそらく脳にとって刺激的だからでしょう。そのガツン刺激に反応してアドレナリン出ると「快」を感じる→ストレスを忘れられる、というわけですね。

しかし、食欲が抑えられなかったあるとき、久しぶりにスナック菓子に手を伸ばし、食べたんですが、おいしくなかった!確かに濃い味付けでガツンと来る、でもケミカルな変な味もしておいしくない、でも、食べるんです。あれはなんでですかね?やはり刺激的な味で「快」をもとめていたのでしょうか?そんなにストレスを感じていないのですが。

仮説②疲れた脳が糖分を欲している説

ファスティングはもちろんそうですが、一日一食でも、食べない生活をすると一日に結構時間があります。昨日の記事でも書きましたが、食事の準備や片付けがないと、3食作って食べている人より1~2時間自由に使える時間が多くなります。その自由な時間をどう使うかは人それぞれですが、私の場合は瞑想や休憩に使うのではなく、仕事に使ってしまいます。昼以降ぶっとおしでPC作業をしていると、夜8時ぐらいになると、まあ、疲れてくるんですね。普通なら夕食という休憩がそこで入るのですが、入らない。脳は疲れているし、お腹は空いていなくても、休憩する時間を作ろうとしてなんか「口に入れたくなる」。

不思議ですね。ヨガや瞑想や散歩ではなく、「なんか口に入れたくなる」んです。糖分の欠乏なんでしょうか?そういう時のためにいつも水分の多い果物を用意しておいて食べます。それで落ち着くときもあれば、もうお腹は膨らんでいるのに「もっと食べたい!」となるときもあります。それがなぜなのか分かりません。

仮説③ファスティングで食べられない事態に備えた脳の自己防衛本能説

ファスティング前、お腹はすいていないのになぜかものすごい食欲がわき、冷蔵庫や戸棚をウロウロ。でも何も食べたいものがない。それじゃあとスーパーなどに行くけれど、お総菜コーナー、魚・肉コーナー、お菓子コーナー、どれを見ても「食べたい」とは思わず、何も買わないで帰ってくるということがありました。ただただ「何か食べたい」でも、食べたいものがないんです。「私は何が食べたいんだろう?」と自問自答して、食べたいものを脳内サーチしましたが結局わからずじまい。でも食欲だけはある状況。本当に困りました。

これはもうすぐファスティングをするとわかっているから、今のうち食べられるだけ食べておこうという脳の自己防衛本能なのか?と思いました。

まとめ

食欲は頭ではわかっていても、なかなかコントロールが難しいですね。

今回の食欲は、仮説①ストレスなのか、 仮説 ②脳の疲弊なのか、仮説③脳の自己防衛本能なのか。はたまた「食欲の秋」と言われるような時期的なモノなのか。

余りに食欲が抑えられなくて、でも食べたいものがなくて、無理やり夫の好きなものを買って帰ったことがあります。そして食べたら、すぐに胃が痛くなりました。お腹が空いていないところに食べたからです。最近では胃腸の自己主張「もうダメ!」が激しくなりました(いいことではあるのですが苦笑)。食べても食欲は満たされず、胃は痛くなり「何やってるんだろう、私。。。」と自己嫌悪に陥りました。

そしてふと、「自己防衛」というけれど、それは体の栄養不足や命の危険に備えての「自己防衛」ではなく、今のうちに「快」を得られるだけ得ておきたいという脳自身のための「自己防衛」だったのではないかと、思い至りました。①と③の合わせ技。だって、ファスティング中の今は「食べられない」と分かっているので、脳が暴走して変な食欲を起こさないからです。今は心がとても穏やかで平和です。

食べられないファスティング中よりも、食べられる普段の食欲をどうコントロールするか、これが今後の課題になりそうです。試行錯誤して、欲とのうまい付き合い方を模索していきたいと思います。

 

この記事がお役に立てたら嬉しいです。

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