先日の記事でも紹介しましたが、元旦の地震に触発されてポータブル電源を購入しました。
停電時の電源確保はもちろんのこと、普段使いすることで高騰している電気代の節約にもつながるかと目論んでいます。
購入したJackeryポータブル電源1000 PlusとソーラーパネルSolarSaga100
こちらの商品にしたのは、以前から何かで知って気になっていたし、ホームセンターに見に行ったときに店員さんから紹介された商品だったからです。他の選択肢を知らなかったのでこれ一択で、逆に迷わずすんなり決定できました。購入してからほかのポタ電の存在を知り商品レビューを読んだりしましたが、結局同じだったと思います。
こちらの商品、スマホやPCと同じリチウムイオン電池を搭載しており、充電方法は通常の電源プラグを使用したDC入力、ソーラー入力、シガーソケット入力の3つから選べます。出力はUSB-Aが2つ、USB-Cが2つ、ACコンセントが3つついていて、最大出力が2000W(瞬間最大4000W)と、一般家庭にあるだいたいの電化製品ならなんでも使えそう。
セットで購入したソーラーパネルは最大出力が100Wのものが1枚。
太陽光充電で使用準備
商品が届いて電源を入れたところ、電池残量が30%でした。説明書には「100%まで充電してからご使用ください」と書いてあったので、その日から早速充電開始。といってもコンセントを差し込んで充電したらつまらないし節電にならないので、ソーラーパネルを使って太陽光で充電です。
冬の太陽光充電の困難さ
説明書にも書いてありましたが、いくら最大出力100Wでも太陽光の強さにかなり影響されます。つまり天気の良しあし、日照時間、パネルの角度、それから影の有無でも全然充電速度が変わってきてしまうということ。我が家のベランダは西向き、特に今は冬なので、どんなに天気がいい日でも充電時間は短いうえに確認できた最大出力は70W程度でした。
一日ソーラーパネルを出しておいても5%程度しか充電が進みませんでした。しかも風が強かったり、天気が悪い日があったりして全然充電できない日も多くあり、なかなかはかどりませんでしたね。結局充電開始してから満タンになるのに1週間以上かかりました。
- 初回 30%→35%
- 2回目 35%→41%
- 3回目 41%→46%
- 4回目 45%→54%
- 5回目 54%→100%(最終日は一気に充電が進みました)
早速使ってみた
低出力機器
やっと使用準備ができました(長かった)ので、早速リビングのコンセントにつながっている電源タップを抜いて、ポタ電につなげてみました。ちなみに電源タップにつながっているのはTV、HD、スピーカー、ネット用ルーター、PCなどです。それからUSBを使ってスマホも充電してみました。
結果は30Wの出力。このまま使った場合約30時間もつようです。
PCの電源を入れると53Wになりました。17.4時間使用可能との表示。
加えてTVの電源を入れると80Wに、さらにスピーカーの電源も入れると89Wに。8.7時間使用可能とだいぶ短くなりました。
高出力機器
冬場は電気ポットをよく使います。2杯分の700mℓ分のお湯を沸かしてみました。
約1400Wの出力でみるみる電池残量が減っていき、湧いた時には6%減。
電気ポット、すぐにお湯が沸くので便利ですが、電気食いますね~。
数値で表示されると使用電力が視覚化できるので、よくわかっておもしろいです。
最後に
ポタ電を導入して分かったことがあります。
電気は使うのは簡単だけど、貯めるのは(特に冬場は)大変。
停電になったとき、いくらポタ電があるから大丈夫と思っても、いつもどおりバンバン電気機器使っていたらあっという間になくなってしまいます。それが冬場だったらなおのこと、翌日よほど天気に恵まれなければ充電ははかどりません。車がなければシガーソケット充電もできないし、雨や雪が続いたら寒いしヤバイです。
やっぱり使う電気製品を最低限にするしかなさそうです・・・
我が家にポタ電がやってきたことで、改めて電気についていろいろ考える機会になってよかった。
これからも太陽光充電、そしていろんな機器をポタ電出力して現実を知り、どうするのがエコなのか、停電のときどうするか対処法についてよく考えようと思います。
コメント