白髪ケア◆セルフヘナ染めは安全&コスパよし!

シンプルライフ

皆さんは白髪ありますか?

カラーリングや白髪染めは美容院?それともセルフ?

カラーリングに時間とお金をどのくらい費やしているでしょうか。

 

私はもう何年も前から白髪はヘナを使って自分で染めています。

ヘナは昔からボディペインティングやマニキュアなど髪・眉・爪・手足に使用されてきた100%ナチュラル成分でできた染料です。

今日はヘナを使ったセルフカラーリングのメリット・デメリットとヘナを使った白髪染めの方法をご紹介したいと思います。

ヘナを使用したセルフカラーリングのメリット

思いつくだけで以下のようなメリットがあります。

  • 好きな時にいつでもできる
  • 待ち時間に好きなことができる
  • 伸びてきたところだけ染めればいいので低コスト
  • 何度も美容院に行く必要がない
  • 使い方がカンタン
  • 天然の染料なので経皮毒の心配がない
  • 髪と頭皮にいい

私にとっては時間的束縛がないことと、安心安全であることがとても大きいメリットです。思い立ったら朝でも夜でもできるし、浸透を待つ間も好きなことができます。美容院に行くことを考えると時間もお金も浮くのでかなりコスパよし。ヘナはいろんなところから出ていますが、私は良質のヘナ100%のものを使用しています。それは天然のヘナは使えば使うほど髪にとてもいい効果があるからです。

ヘナの効果

  • 髪や頭皮を傷めないどころか、状態がよくなる

パーマやカラーリングなどで傷んでしまった髪も、ヘナを塗ることによってパサつきがなくなり、艶が出るようになります。ケミカルなものを使用していないので、頭皮についてしまってもピリピリしません。経皮毒の心配もなし。

  • どんな髪質の人にも合っている

私のように髪が太くクセが強くて広がりやすい人の場合は、髪が柔らかくなりクセが落ち着いてまとまりやすくなるし、逆に猫っ毛や薄毛でぺちゃっとしてしまう人の場合は、髪にハリ・コシが出てボリュームアップするようです。

ヘナを使用したセルフカラーリングのデメリット

次に、私がやっていて感じたデメリットは以下の通り。

  • 皮膚や服に付いて時間がたつと染まってしまう

顔や腕、服などについてしまったらすぐに湿らせた布で拭き取らなければなりません。放置している時間が長いとそれだけ染まってしまいます。顔にはクリームを塗って油膜でプロテクトするの大事です。頭皮にもどうしてもついてしまうので、髪を染めたばかりの頭皮はちょっと色がついています(笑)

  • 後ろが見えないので塗りムラができる

ヘナに限らずセルフカラーリングあるあるですね。セルフだと後ろが見えないのでたぶん塗りムラができているはず。ま、髪をアップにしなければうまくごまかせるでしょう。

  • 染まるのに時間がかかる

一般的なヘアカラーに比べると、浸透時間がかかります。なので逆に長時間放置していても髪が痛むわけではないし、自宅ならそのままの姿でウロウロしていてもOK、なんなら寝てしまって一晩放置してもOKなので、そこは考え方次第ですかね。

  • 白髪がオレンジ色になる

1ヘナ100%だと、仕上がりがオレンジ色になります。黒髪のように黒くはならないので、徹底的には隠せません。気になる人には「インディゴ」が配合された黒髪に近づけるものも売られています。

  • 独特の匂い

染めたあと数日は、ヘナ独特の枯草のような匂いがします。好き嫌いや、匂いの強さがちょっと気になる人もいるかもしれませんね。お出かけ前に染めたい場合は、直前ではなく1週間程度前に染めると匂いが取れて気にならなくなると思います。

ヘナ染めのやり方

道具

  • ヘナ
  • ビニール手袋
  • イヤーキャップ
  • ケープ
  • クリーム(ワセリンでも可。皮膚が染まるのを防ぐため)
  • コーム
  • 割りばし(ヘナを混ぜるのに使います)
  • タオル(汚れてもいいもの)
  • 保温キャップ

最初そろえるのはちょっと大変に感じるかもしれませんが、繰り返し使えるので長い目で見るとコスパいいです。

やり方

ヘナを買うとそれに説明書が付いてくると思うので、基本的にそれに従ってやれば大丈夫です。

【準備】

①床が汚れないように新聞紙などを敷きます。

②髪を濡らします。濡れた髪の方が早く染まります。水温はぬるま湯でも水でもOK。

③顔や首筋などに染色防止のためのクリームを塗ります。

④耳にイヤーキャップ、手にビニール手袋、首にタオルを巻いてケープを付けます。

⑤50℃ぐらいの温度のお湯で、ヘナの粉を溶かします。固さはマヨネーズぐらい。(写真のはちょっとゆるくなってしまいました)

 ※ヘナの使用量は塗る部分の面積によって変わってくると思います。繰り返すことで、だんだん感覚的に量がつかめてきます。はじめは少ないよりは多めで余るぐらいの方が間違いがないと思います。

【湿布】

いよいよ塗っていきます。

①分け目にたっぷり塗っていきます。

頭皮についても気にしな~い

 ※ブラシなどを使ってもいいですが、手で塗っていっても大丈夫です。この時点でコーム等で髪をとかす必要もありません。頭皮についても大丈夫!スピード重視でどんどん塗っていきましょう。

②コームで分け目をずらしてどんどん塗っていきます。

 ※頭頂から右、耳上まで終わったら、頭頂から左というようにやっていくといいかと思います。できるだけ頭の後ろ側まで塗るようにすると塗りムラがなくなります。

③頭の後ろ側~襟足までを塗っていきます。

 ※髪を結わいたりアップにする人向け。おろしている人は上の髪で覆われて見えにくい部分なのでやらなくても大丈夫です。

④全部塗り終わったら全体をよくなじませます。もしヘナが余っているようでしたら、生え際など気になる部分の表面にたっぷりと塗っておきましょう。

【保温】

①蒸らしたタオル、もしくは50℃以上のお湯で湿らせたタオルで髪をくるみます。

 ※温度と湿度は高い方がヘナがより浸透するそうです。

汚れてもいいタオルを使いましょう。

②その上から保温キャップを被ります。

100均のよりちゃんとしたやつのがオススメです

 ※保温キャップがない場合はラップなどで代用しましょう。イヤーキャップはこの時点で取ってしまってOK。

③あとは待つだけ。

 ※放置時間は商品によって異なると思います。私の使っているのは90分たてばOKなのですが、ちゃんと染待ってほしいのでいつも3時間~6時間ぐらい放置しています。

【仕上げ】

①シャワー等で洗い流し、シャンプーをします。

 ※洗い始めはヘナの塊、黄土色の色水が流れるので、色がなくなるまで念入りに。それからシャンプーをします。カスがとり切れていないと感じるときは2回シャンプーしましょう。そのあとはいつものようにコンディショナーやパックなどしてください。

 ※洗髪してもまだ色水が出ることがありますので、タオルや服は汚れてもいいものにしましょう。

②ドライヤーで乾かして完成!

根元の白い部分が染まりました!

最後に

私はヘナ染めをする日は「今日はヘナの日!」と決めて、午後に塗り、夜のお風呂に合わせて洗い流すというサイクルでやっています。中には夜塗って、寝ている時間に放置、朝洗い流すという人もいます。ご自身の生活に合わせてやりやすい時間帯や方法を選択できるのもいいですね。

ヘナをした後の髪は枯草の匂いがします(私は好きです)。そして手触りや艶などが違っているかと思います。染まり具合と共に、そういったモノもチェックすると楽しいです。

最初は難しく感じるかもしれませんが、繰り返すうちにだんだん塗る時間も早く、塗りムラも少なくなっていきます。髪にも自分にも優しいヘナ染め、ぜひやってみてください。

 

最後までお読みくださってありがとうございました。

 

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